「人材開発会議」

なぜか今の時期になってインフルエンザが猛威をふるっている。保育園0歳児の次女のクラスが半分休んでいるのは仕方ないと思うが、長女の小学校のクラスで3分の1が欠席している状態は尋常でないと思う。仕事はとりあえず前倒しでやっている(が、なかなか進まない^^;)

さて、今日は書籍のご紹介。社労士ブログ界では有名人である人事労務屋・田代さんが出された「人材開発会議」を読んだ。

この本では、「異動に納得しない社員」「独立を目指す社員」「正社員になりたいパート社員」など、19の「社員に関する悩み」に、「社員のアングル」「会社のアングル」の2つから、田代さんがアドバイスを送っている。
従来、この手の本は社員か会社か、明確にどちらかの側に立つことが多かったと思う。また、会社側に立ったものは、かなり過激な内容(従業員をいかに安く使うか、など)となっているものもある(もちろんそのような考え方もあるので否定はしないが)。しかし、この本のすごいところは、どちらの立場にも理解を示しつつ、どちらもハッピーになるような考え方を示していることだ。このようなアドバイスは、本当の「人事の現場」を知っている人でないとできないと思う。

内容の細かい点まではここでは書けないが、私が特に「なるほど!」と思ったのは、会社が社員のキャリアアップをどのように捉えるかということについて。一口に「キャリアアップ」と言っても、何のための、誰のためのものか、その考え方は立場によってさまざま。目標がぶれたら、社員にとっても会社にとっても時間と労力の無駄。この点、働く側も企業も勘違いしている人がたくさんいそうな気がする。
また、私も人事コンサルの場面で、「間接部門の人材育成」の提案に悩んだことがある。本書を読んで課題がスッと明確になった。

サブタイトルには「新しい働き方」とあるが、本来なら当たり前の働き方なのかも知れない。人事労務担当者だけでなく、仕事に悩む全ての人に推薦したい本。
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by miki_renge | 2007-03-14 12:52 | 雇用・人事
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