悲しかったり頭に来たり

一昨日起こった、渋谷の爆発事故。私はそのとき、至近距離の建物内で仕事をしていた。ドンッというものすごい音がしたし、そのあと救急車のサイレンが鳴り響いていたけれど、トップニュースになるような大きな事故が起こっているなんて想像もせず。外部からの電話で事故を知り、ネットで第一報を確認した次第。

さて、帰宅するための最短距離は、その現場前の道を通ること。それでなければ次女の保育園のお迎え時間に間に合わないのだ。
夕方、通れるかな、どうかな?と思いつつ、現場方面に向かおうとして、足がすくんだ。
ものすごい数の救急隊員、消防車、救急車・・・そしてそれを取り巻くマスコミ。
初めて、近所で大きな事故があったのだと実感した。
その時点で既に、人が亡くなっていると聞いていた。瓦礫の下敷きになって亡くなったのだろうか、苦しかったろうに、ご家族はどんなに悲しむだろうか、そう考えると・・・
事故現場に偶然居合わせた人がPTSDになるという事情が、よく分かった。
その先に進むのが怖くて、結局遠回りして帰宅(もちろんお迎えには遅刻。すみません。)

翌日(つまり昨日)も、仕事で同じ場所に行く必要があった。朝も遠回りしようと思ったのだが、次女が早起きしてくれず、最短距離である現場前を通らざるを得なくなった。
事故当日と違ったのは、救急隊員がいないかわりに、マスコミのすさまじいほどの数である。片側車線、全てマスコミの車で埋まっているではないか。また反対側にはカメラや集音マイクを担いだテレビ局の人たちが二重三重にずらっと並んでいる(腕章ですぐ分かる)。中にはニコニコ笑っている女性も。何なんだ一体・・・

朝だけではない、お昼休みも、夕方も、こんな感じ。
ここに、こんなにたくさんの(って、他の現場の事例は知らないが)詰めていて、一体何を報道しようというのか。おかげで現場は大渋滞。昨日とは別の意味で、歩いて通るのにも一苦労。
事故現場のちょっと奥は閑静な住宅街。周辺住民への影響くらい考えられないのか。
マスコミの傲慢さを垣間見た気がした。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
[PR]
by miki_renge | 2007-06-21 06:46 | 仕事場にて
<< 「あしたをつかめ」 研修の目的 >>