自転車の3人乗り

昨今話題になっている、自転車の3人乗りについて。

ごく当たり前のように見られる、「母親が子供を2人前後に乗せて自転車を運転」する姿。これは実は従来から道路交通法違反。これまでは黙認されていたが警視庁がこの規制を強化しようとしたため、幼児を持つ母親は「女性の社会進出を無視する政策」「子育て支援に逆行する」と猛反発。それを受け警視庁は「安定性が確保できる自転車の開発」を前提に許容する方向で検討に入った、とのこと。

このニュースで、不可解なことが2つ。
1つは、3人乗りは本当に危ないのか。
もう1つは、規制が本当に「子育て支援に逆行する」ことなのか。

飲酒運転等と同じで、間違いなく危険であれば、どんな反発があろうと警視庁は毅然として「禁止」を貫くべき。それは「子育て支援」云々とは全く別の次元の話。親の利便性のために、子供の安全がないがしろにされていいはずはないし、「子育ての大変さを分かっていない」という現場の声はわがままとして切り捨ててくれればよい。
3人乗り運転がそれほど危険なものなら、警視庁はデータとして明確に示すべき(データをご存知の方、ご教示下さい。事故の統計情報などは探しきれなかったので。ただ、こちらの報告書のP.174~176に、3人乗りの危険性についての分析が掲載されていた)。今まで黙認してきて、ここに来て取締り強化を打ち出し、反発されたら(条件付とは言え)また容認、では、何なんだと思われても仕方ないだろう。

ちなみに、私も法律違反と知りつつ、長女と次女を前後に乗せて自転車を運転しようとしたことがある。しかし、フラフラして、とてもじゃないけれど無理だった。1人が限界。今は、2人を連れて移動するときは歩く、もしくはバス、タクシー。だから3人乗り禁止よりタクシー値上げの方がよほど痛い!

自転車メーカーは、これから安全な自転車の開発を急ピッチで進めるのだろう。電動アシスト付き自転車のヒットに続き、市場は拡大するだろうか? そしてそのお値段は?
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by miki_renge | 2008-03-07 06:20 | 社会・経済一般
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