女性活用!?「日経WOMAN」より

今月の「日経WOMAN」を購入。
「女性が働きやすい企業ベスト100」という企画記事があった。416社を調査し、「管理職登用度」「女性活用度」「ワークライフバランス度」「男女均等度」の4つの指標に基づきランキングしたものである。

この関連の記事は、「日経ビジネス」や「東洋経済」でも最近特集されたが、申し訳ないことに、この「日経WOMAN」が一番すっきりしない印象を受けた(すみません)。
なんだろう、このモヤモヤした読後感は・・・

考えられるのは、「女性活用」という単語が数多く踊っていたこと、かな。
「日経ビジネス」は、「女性活用と言っている時点で、女性が働きやすい会社ではない、女性を特別扱いしている」という論調だったが、これがそういうことなのだろうな、と感じた(同じ「日経」なのに・・・女性対象の雑誌だとこうなっても仕方ないのかも知れないが)。

たとえば、「女性社員活用のための選任組織またはプロジェクト」が「ある」企業はランキングが高くなるのはどうなんだろう。また、女性にのみネットワーク構築の支援や、管理職候補を対象とした研修があることは?これがポジティブアクションなんだろうけど、あまり特別視されるのも・・・

また、他の指標として、社員中の男女の女性比率や既婚者、子供のいる女性社員比率等も挙げられており、「女性が働きやすい会社になる一歩は、会社に女性社員がたくさんいる状態を作ること。職場に既婚女性や子供のいる女性が増えればロールモデルも多くなり、働きやすさは増す」と述べられているが、これもそう単純ではないと思う。
「日経ビジネス」でも指摘されていた「負のロールモデル」は残念ながら存在するのでは。

育児支援策も結構。しかし実際、育児中の女性以外はこの制度をどう思っているのか、気になる。コストもかかることだし。
実際にこれらのランキング企業で働く女性の声も掲載されていたが、ほとんどがシングル、そして退社時間が遅い。仕事をバリバリするのにはよさそうだが。

本記事で伝えたいことはよーく分かっているつもりなのだが、ちょっと空回りしているような歯がゆさがあったりして・・・

ちなみにこの企画は、「日経WOMAN」20周年記念のもの。一つフォローすると、「働く女性の20年」のデータは大変参考になった。昔は「男性並みに働く」が当たり前だったものね。時代は変わったんだなぁ。
[PR]
by miki_renge | 2008-04-18 06:46 | 女性と仕事
<< 中国の労働契約法 誰でも初めは新人さん >>