課長は重労働:「週刊ダイヤモンド」より

遅ればせながら、「週刊ダイヤモンド」の5月17日号を読んだ。
特集は、「超『不機嫌な職場』」。
まだ「不機嫌な職場」を読破していないのに記事にすべきか迷ったが・・・。

なるほどね、と思ったのは、課長(というか、中間管理職)を取り巻く環境の苛酷さ。
バブル期、そしてバブルが弾けて採用抑制になった世代が、ぼちぼち課長になる頃。しかし、この世代、後輩が少ない。これまで後輩指導を行ってきた経験に乏しい人間が、いきなり管理職になる、という、まさに「ペーパードライバーがいきなり高速道路走っちゃう」感覚!?
折りしも今は新卒採用が増えている。その中には「シュガー社員」と言われるような困ったチャンや、ITに慣れきって生身の人間とコミュニケーションを取れない社員も。

そして、苦労したところでそれに対する見返りは少ない、「名ばかり管理職」だったりして。

アイウェル代表の染谷和巳氏が、部下を叱る管理職に3つの覚悟をすべしと説いている。
「叱った相手が辞めても仕方ないと腹を括る」
「部下とは友達にならないこと。コミュニケーションを勘違いするな」
「自分を磨き、尊敬されるようになるべし。仕事以外の勉強に時間を使え」
どれももっともだと思うが、「実際に部下が辞めたら凹むだろうな」とか、「部下からの評価が人事考課に反映するようなシステムだと、ついすり寄っちゃうだろうな」とか、「仕事に忙殺されて、自分磨きの時間は取れるのだろうか」などと思ってしまう(私が凡人なだけか。繰り返すが、この染谷氏の意見を否定しているわけではない。)

何か切り口はないんだろうか・・・と読み進めていくと、アサヒビールが先輩社員による新人のOJT(いわゆる「ブラザー・シスター制度」)で、ブラザー・シスターを全社的に公募しているという記事に辿りついた。この手の制度は、同じ部署で年齢が近い人間が上司の任命でやるものだという固定観念があったが、公募でやる気のある人間を選んだ方がずっといい。そのブラザー・シスター役自身の成長にもなるだろう。

ちなみに、私のかつての同期も、ぼちぼち課長になる人間が誕生している。
自分がもしまだ組織にいて、課長に昇格していたら・・・どんなマネジメントをしていたかと想像すると、ちょっと怖いような、でもやってみたかったような。
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by miki_renge | 2008-05-23 06:42 | 雇用・人事
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