日雇い派遣禁止?

先日、舛添厚労相が、「日雇い派遣を原則禁止する」と発言したとか。
秋の臨時国会に日雇い派遣の原則禁止を盛り込んだ労働者派遣法改正案の提出を目指す考えを明らかにした、そうな。

うーん、それって有効なんだろうか?

まず、日雇い派遣のみを禁止したところで、「登録型派遣」が残れば抜け道はいくらでもあることになる。「派遣社員を使ってコストダウン」という甘い汁?を吸ってしまった企業が素直に法改正に従うのかどうか。

そして、実際に日雇いで生活している人が今そこに存在しているという事実。
派遣でなくとも、「日雇い労働」は昔から存在している。
産業界でも、建設業、引越業などは大きな打撃を受けるに違いない。

個人的には、日雇い派遣そのものが「悪」ではないのだと思う。
日雇い派遣における劣悪な労働環境・低賃金、そして、再チャレンジの困難性が問題なのだ。日雇い派遣のみを禁止したところで、これらに対する問題意識がなければ意味がないのでは。逆に、働く人たちが「健康で文化的な最低限度の生活」を送ることができれば、雇用形態なんて関係ないのでは。

ところで、昨日、日雇い派遣大手のグッドウィル廃業のニュースも飛び込んできた。従業員4千人は事実上の解雇とのこと。気の毒ではあるけれど、正規の従業員は雇用保険も入っているだろうから失業手当は出るよね。でも、派遣労働者は放り出されるだけ・・・セーフティネットも何もあったもんじゃない。やっぱり、これが一番の問題なのよ。
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by miki_renge | 2008-06-26 06:40 | 雇用・人事
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