シュガー社員

シュガー社員が会社を溶かす」という本を読んだ。社労士の田北百樹子さんが書かれた本である。

「シュガー社員」とは。
本の中では、「自分に甘く自立心に乏しい社会人」(シュガー=甘いということ)と定義づけられている。そしてタイプは5つ。
・ヘリ親依存型シュガー社員:過保護な親がバックにいて介入する
・俺リスペクト型シュガー社員:自分が一番大好きで自己評価が異常に高い
・プリズンブレイク型シュガー社員:挑戦心がない、すぐ逃げる
・ワンルームキャパシティ型シュガー社員:応用力不足、+αができない
・私生活延長型シュガー社員:社会人としてとにかくルーズ

読みながら、「あぁ、こういうタイプいるなぁ」とついつい納得。

事例も豊富に紹介されているのだが、特に最近多そうなのが、「常識の幅が分かっていない」シュガー社員。当日の体調不良による病欠願い(休暇)の連絡がメールだったら(しかも絵文字満載だったら)、確かに引くよなぁ…
あと、仕事ができないくせに、「雑用はパートか派遣にやらせて下さい」というのも。学ぼうという姿勢がないというか。

もっとも、シュガー社員側に一理あるのでは?と思うようなケースもあった。
家庭優先にしたいからと残業を断る男性社員とか、2日連続徹夜でキレる社員とか(いずれも仕事が相当できなかったケースだが)。
やはり上司の指導・教育に問題があるのでは?というものも。
…まずい、私も「シュガー」か?

さて、シュガー社員が生まれた背景として、「甘やかされた家庭環境」「ゆとり教育」「IT化」「能力主義」などが挙げられるようである。まぁ、時代の流れとして、シュガー社員はしばらくは増えることはあっても減ることはないだろう。ならば、現状を嘆くのみでなく、そういうものだと受け止めて対処していく方が現実的と言えよう。今学校現場を騒がせているモンスターペアレンツの子供が会社に入ってきたら、いよいよ大変なことになりそう。
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by miki_renge | 2008-09-04 07:02 | 雇用・人事
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