年金は不確実だが…

私のところにはまだ届かないが、身内には次々と「ねんきん特別便」が届いている。
30代前半のわが弟は、学生時代に納めた国民年金2年分が未納扱いになっていたと憤慨していた。幸い、領収書を2年分きっちり保管していたため、訂正できたようだが…弟の苗字(つまり私の旧姓)はかなり珍しく、また弟は就職後しばらく引っ越しを繰り返していた。その手のリスクがある人は注意した方がよいということか。

一方、実母や義母は溜息をついている。
学校卒業後、いったん働いて結婚退職する際にもらった「脱退手当金」がその原因だ。昭和36年までは、厚生年金は20年加入していなければもらえなかった。だから、実母や義母のように、結婚退職する女性などに対し、保険料が掛け捨てにならないように、「脱退手当金」を支給する制度があった。
しかし、脱退手当金を貰っていなかったら、その分は保険料として納めたことになり、年金額は増えていたのだ。脱退手当金の額はおおよそ2万円程度。今の経済状況、そして長い人生を考えたら確かにもったいない。でも、当時は結婚退職したら再就職するなんていう選択肢はなかったのだろう。男性は終身雇用、年功序列の恩恵を受けていたわけだし。

「週刊東洋経済」の9/6号の特集「不確実性の経済学入門」で、「年金問題はなぜもめるのか」というテーマを扱っていた。記事では、「将来いくらもらえるかが分からないのが、年金不信の原因となっている」としながらも、公的年金を論じるうえで、将来の予測は非常に困難と述べられていた。

「脱退手当金」はなくなった。今ある「第三号被保険者制度」もいずれ廃止されるだろう(あくまで推測だが)。制度の変更は仕方ないのだろうが、一被保険者として、どこまでが許容範囲なのかを判断するのは難しい。
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by miki_renge | 2008-09-07 14:24 | 年金・保険
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