地方の苦悩

先日、実家に帰省したときに、近所の自動車学校が閉鎖になるという話を聞いた。
原因は少子化、そして子供が免許を取るために資金援助していた親世代が、不況のため援助できなくなったこと、らしい。
学校の先輩がここの自動車学校で指導員をやっていたのだが、失業。一日も早く新しい職に巡り合うようにと願わずにはいられない。

もう一つ。私の実家の周辺には大きな工場も多いのだが、こちらも閉鎖、あるいは縮小が相次いでいるという。これも少子化による需要の減少が原因で、まず、地方の工場が対象になっているとのこと。パートをしていた知人が、やはりそれで失業寸前と言っていた。

少子化が地方経済に及ぼす影響については、理論では分かっていたつもりだが、こうやって身近な人の問題として迫ってくると、改めてその深刻さを考えてしまう。
自動車学校も工場も、「新たな需要が見いだせなかった、環境変化に対応できなかったのだから仕方がない」と切り捨ててしまうことは簡単だが、実行可能な代替案となるとなかなか思いつかない。「新たな産業を」と言っているうちに、人がいなくなってしまう…

減反で歯抜け状態になった田んぼを眺めながら、自分に何ができるか考える。
東京に住んで、「地方出身者はその時点で負け組」という声も多く聞いてきたけれど、せめて、地方出身という誇りを大事に仕事をしていこうと。地方の苦悩や痛みに、常に敏感でありたいと思う。

ということで、スキンは出身地の特産品の「みかん」に変更♪
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by miki_renge | 2008-09-18 11:15 | 社会・経済一般
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