2004年 11月 19日 ( 1 )

厚生年金の空洞化

一昨日の「クローズアップ現代」(NHK)を見た。
テーマは「広がる厚生年金の空洞化」。

厚生年金の保険料は労使折半。不況の折、負担は大きいだろう。10月からの保険料率アップがそれに拍車をかけている。
休業を装って厚生年金から脱退する企業も増えているのだと言う。
「年金保険料を払って会社が潰れるよりはマシだ。雇用を守るために仕方ない」と、ボソボソと話す社長のインタビューが心にのしかかってきた。これが本音だろう。

その一方で、厚生年金に加入しなくても法違反とならない、短時間パートタイマーや季節労働者の増加。企業経営だけを考えれば、ある意味、非常に合理的なやり方だ。

しかし、どうなるのだろう・・・この状態がずっと続いたら。
国民年金については強制徴収に乗り出すとのことだが、厚生年金は?
実際、徴収に出かけて企業に指導して、上記のように、「真面目に保険料を払ったら会社が潰れてしまう」と言われたら、返す言葉がない、ような気がする。

まぁ、それでもオンエアで流された会社の社長さんや役員さんは、明らかな悪意がなさそうでそれだけが救いだった。
ひどい会社になると、給料から保険料だけ天引きして、会社自体は年金に加入しない、ということもあるそうだ。そう、従業員の給料のネコババ。結構バレるみたいだけどね。
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by miki_renge | 2004-11-19 21:08 | 年金・保険