2005年 03月 31日 ( 1 )

食料安保の問題

Excite エキサイト : 米国産牛肉の輸入再開訴え 牛丼ファンが署名提出

いや、気持ちは分からないでもないですよ。安くておいしいものを食べられるならそれでいいっていう気持ちは。
でも、一番重要な「安全性」に「?」マークがついているうちはおっかないです。
今回は政府が米国の外圧に屈していない。どうかこれを貫いて欲しいと思う。

それにしても、こういう話が出るたびにやっぱり気になってしまうのは、日本の食料安保に対する危機意識のなさである。
「牛肉が食べたい」から「外国から輸入」でいいのか?
すべてのニュースの論調を追いかけているわけじゃないけど、こういう問題が発生したときに、どうして「国内和牛農家の育成」という視点でモノを言ってくれるコメンテーターがいないんだ? 
まぁ、今回は「安全性」が切り口になってるから微妙にずれてるのかも知れないけど。

農水省の食料自給率のページをのぞくと、これまたおっかない現実が掲載されているよ。
大豆の国内自給率なんて5%だよ。今だって遺伝子組み換え云々ってやってるけど、今に味噌汁だって飲めなくなる日がくるかも知れないよ。小麦だって13%、魚介類だって46%と半分以下だからねぇ。
経済制裁なんてやられた日にゃ、日本は滅びるよ、ホントに。
弱腰外交とかこれまでさんざん批判もあったけど、これはある意味仕方のなかったことでは?良し悪しは別として。

かつての経済成長のおかげで、第一次産業は廃れ、一方で経済力をつけた日本は欲しいものを買えるようになった。でも、それと引き換えに取り返しのつかない道を歩んでいるような気がする。

でも少子化→人口減社会になるならそれでもいいのか?
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by miki_renge | 2005-03-31 11:49 | 社会・経済一般