2011年 07月 06日 ( 1 )

忘れてはいけない:「21人の輪」より

「21人の輪~震災のなかの6年生と先生の日々~」(Eテレ)の第2回を観た。
地震・津波・原発事故の影響を強く受ける、福島県・相馬市立磯部小学校6年生の1年間を取材するドキュメンタリー(第1回のレビューはこちら

震災から3ヶ月。子供たちの明るさが、かえって痛々しい。
避難所で暮らす6年生の女の子、みなきちゃん。母親代わりのお祖母さんが津波で亡くなり、5キロやせたという。2週間もお風呂に入れなかったこと、震災直後は目に見えるくらい空気が悪かったことが語られる。つらかったね。
そんなみなきちゃんも、やっと仮設住宅に入れることになり、「安心した」と。
やはり、我が家の辺りの6年生とは全く違う世界。

それでも、子供の方が前を向いているかも。
震災後に転入してきた女の子が、クラスメートを早く覚えられるようにと、「漢字2文字で友達の特徴を表わす」という漢字遊び?をしていた(なんて素敵な遊び!「美」という漢字がたくさん使われていたのが印象的。)
6年生の担任の先生は、「子どもたちは現実を受け止めている」と話す。確かに、そうでないと生きていけないのが現実なのか。

一方で、思い出を探す人も。
家を流されて引っ越しを余儀なくされ、何か思い出となるものがないかと、写真・位牌保管所に来たお母さん。自分が写っている幼稚園の入園式の写真を見つけて涙するも、「自分の持ち物ではないかも知れないから…」と、写真を戻す。
どれだけ多くの人が、この保管所に足を運んだだろうか。自分のこれからの心の支えとして、大事な人の生きた証を求めている人もたくさんいるよね。

最近、震災関係で報道されるのは、くだらない政争ばかり。被災地のいまを知る機会が少しずつ減ってきている気がする。でも、相葉ちゃんの寄り添うようなナレーションを聞きながら思った、「忘れてはいけない」。
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by miki_renge | 2011-07-06 06:39 | ジャニーズ