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カテゴリ:女性と仕事( 70 )

野尻知里さんの本

2月。
「冬来たりなば春遠からじ」と言うが、今年の春ほど来てほしくない季節はない。
いや、このことわざの本来の意味は、「今はつらくとも、やがて幸せは訪れる」という意味だそうだが…本当に幸せは巡ってくるのでしょうか、J事務所様。

さて、「心臓外科医がキャリアを捨ててCEOになった理由」という本を読んだ。
著者の野尻知里さんは、「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2008」を受賞した方なので、記憶にあった。

ご本人は1952年生まれ。高校卒業後、京都大学理学部に入ったものの、女性が置かれた不遇な状況に愕然。1年後に医学部を再受験し合格。しかしやはり「女性だから」という理由で、希望した心臓外科医への道のりは遠い。関連病院で経験を積み、留学により最先端の技術に触れ、たどり着いたのは「医療の限界」そして「人工心臓の開発」だった-本書にはそのように記されている。

一言で言えば、とにかくエネルギッシュ。
均等法ができるはるか以前から、女性であることの壁を必死で乗り越えてきて(しかもプライベートでは出産もして)、夢を追い続けてきた方の言葉には重みがある。
「頑張りは男性の3割増しで」、でも「男のような女にはなるな」。これは非常に難しいことだが、彼女から言われると納得する。仕事の世界はまだまだ男性目線。でもそんな制約条件を嘆いていても始まらない。

男性に比べて、キャリアアップのコースが開かれていない女性。でもそれなら、自分が先駆者になればいい。別にバリバリ頑張るだけではなく、より多様な方法があると、自分から提案すればいい。
本気でチャレンジすれば、失敗しても、「何が不足したか」を徹底的に洗い出して、次への糧にできる―それを本書に教えてもらった。

ただ…本書の最後、「死ぬまでわくわくしながら働き続けたい」とあるのだが、本書が世に出て3か月後の昨年11月、野尻さんは残念ながら他界されている。
63歳、まだまだこれからだったはず。死期を悟って本書を発刊したのか、突然お亡くなりになったのかは知る由もないが、今、この本に巡り合ったご縁に感謝して、私も精一杯チャレンジしたいと思う。
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by miki_renge | 2016-02-01 09:45 | 女性と仕事

夫婦の姓はじゃんけんで決める

大晦日、今宵も仕事をしています。
ええ、独立士業には休みなんてありませんとも。
でも、これはご縁のある社長さんも恐らく同じ。こんな日でも、こんな時間でも、メールは入ってくるのだ。
社長さん、どうか自分のことも労わってあげてください。

さて、数日前まで年末恒例のタスク、年賀状を書いていた。
毎年のことだが、前職の同僚や学生時代の友人に書くときは、必ず旧姓を入れるようにしている。
以前も書いたが、私の旧姓は大変珍しく、一方で今の姓および下の名前はごく平凡なので、「この人、誰?」ということになるらしい(実際に、「あなたは誰ですか?」と連絡がきたことが何回かある)

前職ではずっと旧姓を通称として使用していたが、いろいろとやりにくかった。
今お付き合いのある女性社長さんも、旧姓使用が何人かいる。結構面倒くさそうだ。

今月16日、夫婦別姓を認めない規定は合憲であるという判断が、最高裁で下された。
「家族の呼称を一つに定めることには合理性がある」というのが、その理由とされる。

家族の一体感がそんなに大事なら、夫婦の姓をどちらにするか、くじ引きかじゃんけんで決定すればいいと思う。婚姻届を出すときに、市区町村の職員さん立ち合いのもと、「せーの!」で決めればいいのだ。
周囲にこの話をすると、「それは2人で話し合えばいいのでは?」と言われるが、まともに話し合えていれば、95%以上のカップルが男性の姓を選ぶことはないだろう。
確率的に半々になるような制度にしない限り、男性に「姓を変えること」に対する問題意識なんて生まれっこない。

というわけで、ぶつぶつ言ったところで仕事に戻ります。皆様、良いお年を。
今年の仕事に関しては圧倒的に努力不足だった。法改正が多く情報を追うのに精一杯で、一歩先行く提案ができなかった。来年はもっともっと、頑張ります。
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by miki_renge | 2015-12-31 01:04 | 女性と仕事

「ポジティブ・アクション能力アップ助成金」

先週流れたニュース。
2014年度の厚労省の事業、「ポジティブ・アクション能力アップ助成金」の申請がゼロだったとのこと。
 参考:「500社想定のはずが… 女性活躍助成の申請ゼロ」(東京新聞)

巷では、「口先だけの政策だった」「女性活躍なんて所詮絵空事」という批判があふれたが、支給要領やパンフレットを確認したうえで言ってるのかな…「シューイチ」で中丸が以前言っていたけれど、「単に批判するだけでなく、情報を得る努力は必要」だよね、と思う(そうそう、上田、お誕生日おめでとう!)

それはさておき。
私もこの助成金、何社かでお勧めしようとしたが、「使いにくいかなぁ」と思った点が3つ。

まず「対象となる女性の割合が4割を下回っていること」が条件であり、女性の職域拡大がそこそこ進んでいる企業は、対象外となること。この入口の部分でNGとなる企業が多かった。

2つ目は、女性の活躍に関する「数値目標の設定」が難しいということ。
1つ目の条件をクリアしていたとしても、当面、どのレベルを目指すのが妥当なのか、数年先のビジョンを考えつつ目標設定をするのは、意外に難しいかもしれない。特に中小企業では、まず「どんな人を確保して、どう育てていくか」が重要だし、そこに性別の要素を入れる余地は少ないように思う。

最後に、やはり「30時間の研修」の壁は高かったか。
ある程度、候補の目星がついている企業が最後の一押しで研修をするのなら効果的だろうが、そうでない企業で30時間の研修時間を確保するのは、モチベーションが上がりにくいと思う。支給金額が30万円(中小企業の場合)では、手間を考えると「うーん…」となってしまうかも。

やはりこの手のものは、同じく「両立支援助成金」の「育休復帰支援プランコース」のような、専門家支援とセットでないと難しいのかも…

幸い、「女性活躍推進法」成立を踏まえ、この助成金は「ポジティブ・アクション加速化助成金」として拡充されるらしい(←今春の情報なので、また変わるかも)。今後に期待。

おまけ。探してみれば、支援制度っていろいろあるんだけど、周知がうまくいっていないケースも多い。
周知だって税金だから、限界はあるんだよね。我々士業も頑張らないといけないんだけど。
東京都の方、ワークライフバランス系で、助成金や専門家派遣の、使い勝手のいい制度がありますよー。詳細はこちら
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by miki_renge | 2015-10-04 18:40 | 女性と仕事

選択肢はあるはず(子持ち女性の再就職編)

このところ、中小企業の社長さんや人事担当者の方から、「採用を考えているんだけど、いい人いない?」と聞かれることが増えてきた。
リクエストで圧倒的に多いのは、「子育てが一段落した、コミュ力のある女性」。
腰を据えて落ち着いて働いてもらえそうだから、というのが理由だそうだ。

なるほど、理解できる。
小さな企業さんは、人手不足ということもあり、優秀な人材は喉から手が出るほどほしがっている。
ある程度の社会人経験があり、真面目に働ける女性は、貴重な存在なのだ。

実際、中小企業には、既婚女性にとって働きやすい条件も整っていると思う。
経営者との距離が近く、柔軟な対応が可能なことから、制度で動く大企業と比べると個人の事情にも沿いやすいから働きやすいはず。
また、規模が小さい分、さまざまな仕事に対応することになろうが、それによって大きなやりがいを得られる可能性もある(←中小企業にしか勤めたことのない自分の実感)。

しかし残念ながら、ご縁が繋がる機会は多くないというのが実感。
企業の発信力が足りないのか、女性がその情報を受け取ろうとしないのか、「出産後も同じ企業で継続雇用することを目指す施策」が目立つからなのか(←「育休復帰プランナー」が言うことではない?)…いずれにせよ、もったいない。
特に、有能なのに環境に阻まれて出産退職し挫折感を味わっている人や、「いったん退職したら、二度と今のような仕事に就けない」と、ストレスを溜めながら職場にしがみついている人を見ていると、その思いを強くする。選択肢はあるはずなのに。
このミスマッチ、どう埋めたらいいのだろうか…妙案はなかなか出ない。
それでも、中小企業診断士として、何か橋渡しができたら、と思う。

さて、再就職を目指す女性の方へ。
最近ご一緒している素敵な女性経営者さんが、再就職に向けた面接の心得をブログでまとめられています。
 ・受け答え編はこちら
 ・身だしなみ編はこちら
私も今さらながら、うんうんとうなずきながら拝読しました。2009年の記事なのに全然古くない、お勧めです!
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by miki_renge | 2015-09-10 19:13 | 女性と仕事

女性活躍推進法

先週、融資窓口相談日のお昼休み。食堂についていたテレビで、「女性活躍推進法案」が参議院本会議で可決されたことを知った。
そうかぁ、長かったねぇ。
でも、無事に可決されたんだ。

この法律によって、企業に女性の採用比率や管理職の割合など数値目標の設定と公表が義務付けられる(従業員数300人以下は努力義務)。
義務付けによってすぐに何かが劇的に改善するとは思えないが、制度を変えることによって、意識や雰囲気が変わるというのはよくある話である。人事制度改革なんて、まさにそれだ。
企業にはこの機会に、女性と言うよりは男性の働き方の見直しをしてくださるようお願いしたい。それがなければ、男女の役割分業意識は変わらないもの。

そんなことを思いながら、月刊「企業診断」9月号の特集記事「女性が経営を変えていく!」の総論を執筆させていただきました(初めの1ページはネットで立ち読みもできます)。
大きめの本屋さんやネット書店で購入できますので、ぜひぜひお手に取ってみてください。女性経営者・起業家や、女性診断士およびその予備軍の方にもお勧めします。
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by miki_renge | 2015-09-03 17:38 | 女性と仕事

女性活躍促進のお仕事にて

必要に迫られて、「女性の活躍促進」に関する本や資料などを読み漁っている。

私も共働きで、両立に苦労する女性だから、これまではどうしても「女性が働くことに関する困難性」をテーマとしたものに手を出すことが多かったが、そこから得られた知見だけでは、コンサル相手のマジョリティ(主に男性)に伝わりにくいと思い、あえて女性に厳しい論調のものを選んでいる。

まぁ、いろんな考えがある。
お茶くみくらいはやってほしい。
女性は控えめがいい。相手を論破しないで。
家庭では、夫に対し、「夕食はいらないというのも、働く女性への協力になる」と。

それ、違うんじゃないの~?と思う意見もあるけれど、これが男性一般のスタンダードなんだろうね。
政府がどれだけ「女性の活用促進」を声高に叫んでも、これまで積み重なってきたものはそう簡単には変わらない。そこにいきなり切り込んで正論を吐いても、腹落ちしないのか…
だけど、今、本当に悩んでいる人には、「あと数十年経てば変わるから!」なんていうアドバイスは無意味。

そのさじ加減が難しいと悩みつつ、現在、「横浜市中小企業女性活用推進事業」のお仕事をお手伝いしております。
9月16日から研究会が始まります。横浜市の企業の方、ご参加ご検討を。
このブログに書いた通り、一緒に悩み、一緒に考え、その企業様に最適な「さじ加減」を探っていきたいと思います。拙著『「コマギレ勤務」が社会を変える―多様な働き方を目指して』のエッセンスもお伝えしながら、今すぐできること、数年後にすべきことなども整理していきます。
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by miki_renge | 2014-09-02 09:12 | 女性と仕事

育休3年!?

昨日入ってきたこのニュース。
安倍首相:育休3歳まで延長を 待機児童ゼロ対策も
この短い記事だけでは分からないことも多いのだが、それでも感じたことを書いておきたい。

「育休3年」。
これを歓迎する人も、確かにいると思う。確かに選択肢は増えるわけだし。
でも、昨夜Twitterを見た限りの反応は、むしろ「現状を分かっていない」という嘆きや怒りの声の方が多かったように受け止めている。
そして、私もその1人。

まず、3年休むことで失うものの大きさ。
「ノーワーク・ノーペイ」なのだから、育児休業中は無収入でも仕方ない(雇用保険に入っていたら、原則1年間は育児休業給付金がもらえるけれど)
3年休むことによる、キャリアの分断はどうなるのか。もちろん違和感なく復帰できる仕事・職場もあるだろうが、休めば休むほど復帰のハードルが上がるのも現実だろう。
そういえば、出産退職後に再就職活動をしたとき、「3年専業主婦をやったら使い物にならない」と言われ続けていたっけ(←これは嘘だと思うけどね)

で、気になるのはこの記事が「5年間で待機児童ゼロ」とセットで報道されていること。これは編集の都合なのかも知れないけれど、これは「0~2歳児の保育所入所抑制」を意味するのかしら。
それだと、0歳から保育所のお世話になりたいフリーランス家庭は困る^^;;;

3年育休後の「復職しやすい環境」作りよりは、育休は1年でも半年でもいいから、短時間勤務で働ける選択肢がもっと整備されたらいいのになぁと思う。細くても繋がっていた方が、スキルも落ちにくいし、代替要員も必要最小限で済む。
あとは、この記事では「女性」に絞られているけれど、そもそも男性の働き方が変わらないと何一つ解決しないよね。
これらの解決が難しいから、「育休延長」という安易な方向に流れるのかねぇ^^;
同じ3年でも、「男性と女性、1年半ずつ」とかいうなら、「性的役割分業を崩そう」というメッセージと受け止められるけど。女性が3年取得の前提だと、男性へのプレッシャーもハンパないだろう。結果として少子化が進むのでは…

★8時間勤務にこだわることはない。否、まず定時出退社できるようなマネジメントを。そんな思いを込めて「『コマギレ勤務』が社会を変える~多様な働き方を目指して」という本を書きました。より多くの方に問題意識を持っていただけたら嬉しいです。アマゾンでもお求めいただけます。
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by miki_renge | 2013-04-19 09:46 | 女性と仕事

仕事と子育て 女のサバイバル

先週土曜に放送されたNHKスペシャル「仕事と子育て 女のサバイバル 2013」を見た。

スタジオで紹介された事例や出された意見は、特段真新しいものはなかったが、それだけこの問題が厄介だということなのだろう。
宇野常寛さん(この番組で初めて知った)が始まってあまり時間がたたないうちにおっしゃった「議論がループしているんですよ…このまま行ったら後半の方で頑張っている人の映像を見て、何となくいい話を聞いた気分になって番組終了ということになりますよ」という発言がすべてだったなぁ。

この方の発言、他にもユニークだった。
たとえば、「"意識を高く持て、サバイバルせよ"というメッセージが150%の正論として流通してしまう社会は怖い」というご意見。
そうだよね。皆、働くことについて頭でっかちになりすぎていないか?
もちろん、自分のキャリアの棚卸をして、自己分析して、あれやこれやと環境を整えて…と動くのは大事だと思うけれど。
働くって、本来、もっとシンプルなことのような気がするなぁ。誰かの笑顔を見たいとか、誰かの役に立ちたいとか。そしてそれを実現するのに、スペシャルスーパーな人間である必要はない。

まぁそれでも、女性が子どもを持ちながら仕事をするというのは、「サバイバル」であるのは現実だけれど。これが「サバイバル」になってしまう時点で、すでにため息が出ちゃうよね…(ついでに言うと、子どもが障害児だと、余計にサバイバルになってしまう^^;;;)

その解決には、やはり宇野さんのおっしゃるように「ニッポンのお父さんを会社から解放する」ことなんだろうなぁ。併せて、拙著にも書いたけれど「8時間労働にこだわらない働き方」が、もっともっと浸透してほしいと思う。
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by miki_renge | 2013-04-12 09:17 | 女性と仕事

「なぜ女性のリーダーは少ないのか」

Eテレの「スーパープレゼンテーション」(月曜23時~)。
長女がときどき見ているので、私も付き合っている。

先週は、フェイスブックCOOであり、5歳・2歳のお子さんの母親でもあるシェリル・サンドバーグが登場。
お題は、「なぜ女性のリーダーは少ないのか」。
これだけスペシャルスーパーなアメリカの女性でも、こんな問題意識があるのだと思うと、共感できるような、現状に悲しくなるような…

彼女からの3つのメッセージと、その感想をメモ。

1.Sit at the table.
「女性は自分の能力を過小評価しがち、もっと自信を持って!」という彼女。
この言葉に、「男性より目立ってはいけない」と無意識のうちに刷り込まれている女性が多いのかも、と思った。自分も含めて。
壁を作っているのは女性自身かも。

2. Make your partner a real partner.
「性別に関係なく、家庭のなかでの仕事こそが、世界でもっとも大変な仕事」。
いや、それは分かる。けど、今はこの「アンペイドワーク」は評価されないんだよね。日本で専業主婦バッシングが起こるのも、これが背景にある。
世の中の意識をどう変えていくかが課題になりそう。

3. Don't leave before you leave. Keep your foot on the gas pedal.
「仕事から離れないで、アクセルを踏み続けて!」この一言、熱がこもっていたなぁ。
確かに日本の働く女性の場合、「子育て」を意識したとたん、仕事には消極的になってしまう。
シェリルは、「その後のことは、産休に入ってから考えればいい」と言っているけれど、そう、取り越し苦労なんだよね。
それを考えると、女性に向けたキャリアプラン研修なんて、恐怖や絶望を与えるものでしかない?

締めくくりに「女性のリーダーが増えたら…」と力説していたシェリル。
道を切り開いてきた彼女の言葉には説得力がある。
プレゼンって、技術じゃないんだよなぁ。その人の主義主張や生きてきた背景がにじみ出るプレゼンは、聞いていてグッと来る。
シェリルのプレゼン、こちらからも見られます。
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by miki_renge | 2012-12-18 11:11 | 女性と仕事

「主婦活」

昨日の「あさイチ」(NHK)。ついつい録画して見てしまった。
テーマは「主婦活」。最近知ったのだが、「主婦の就職活動」の略語らしい。

もともと子どもの手が離れる頃にもう一度働きたいと希望する専業主婦の方は多いと思われる。まして、先の見えないこの時代、夫の給与だけでは心許ない。
でも、主婦活にはさまざまなハードルがある。長いブランク、家庭との両立…
それを乗り越えるにはどうしたらよいか?
…だいたい、こんな内容だった。

番組では、厳しい主婦活の現実が紹介される。
履歴書を10通以上送ってもダメ。
少ない事務職に応募が集中する現実。
介護や接客の仕事は求人が多いけれど、土日や夜に働きたい主婦は少ない。
それに対して番組では「未経験であっても、希望していなくても、まずはチャレンジしてみて」とアドバイスしていた。
実際に、専業主婦生活からうどんチェーン店のパート店長になった方が紹介されていた。でも彼女も、家庭との両立には悩んでいた。

うーん。
番組で伝えたいことは分かるんだけど。何だか、モヤモヤっとする。
いや、番組そのものが悪いわけではないんだろうけどさ。

パートなのに店長って、なぜ正社員に昇格できないんだろう?とか(給与は4倍に上がったと伝えられていたけれど)
主婦しながら仕事もするなら、家族の協力体制がないと続かないよ、とか(結局、「家族に迷惑を掛けない範囲で…」になるんだよね)
ブランクを気にする企業も多いけれど、主婦のコミュニケーション力をなめてないか?とか(家庭や地域のなかで鍛えられるからねー)

子育てが一段落した主婦って、腰を据えて働くよ。
教育の仕方によっては、あっという間に即戦力だよ。
まぁ、どうしてもできない人はいるだろうけど、それはたぶん主婦だからではなくて、そもそも本人の資質の問題だと思うけど。

この流れで、安易に主婦が買い叩かれるようなことにはならないでほしいなぁ、と、ぼんやりと感じた時間であった。
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by miki_renge | 2012-12-06 23:09 | 女性と仕事