カテゴリ:社会・経済一般( 134 )

拉致被害者家族が帰ってきた

今夕、駅で新聞の号外をもらい、拉致被害者の家族5人の帰国を知った。

何で8人じゃないのだろう、とか、他の拉致被害者の情報は、とか、何で今から人道支援が・・・とかいろいろな思いが駆け巡ってすっきりしなかったが、蓮池・地村夫妻のお子さんが、宿泊先のホテルに到着し笑顔でバスから降りたとき、不思議なことに、ふーっと気持ちが落ち着いた。
両夫妻やそのご家族は、これまで一緒に活動してきた他の拉致被害者の問題が先送りとなり、さぞ複雑な心境だと察するが、でも、どうか素直に喜んで欲しいと思う。私が言うことじゃないけど。
これからが大変だとは思うけど、たぶん、日本は温かく家族を受け入れるだろう。
いいんですよ、きっと。もっと喜んでも。
そして、今までの分も、幸せになって下さい。

曽我さんのことはお気の毒だと思うが、ご主人の立場、そして娘さんの「北朝鮮で勉強したい」という意思を考えれば、やはり難しかったのかなという気もする。これは、首相がどうの、北朝鮮がどうの、というよりは、むしろ家族の問題で、第三者が安易に踏み込むことができない領域に達してしまったようにも思う。もちろん、その引き金となったのは、拉致という国家的犯罪だったわけだが。
ただ、来週にも曽我さんが北京に行くという情報もあり、一日も早い解決を祈るのみだ。

他の「死亡・不明」とされた拉致被害者のご家族の方の落胆も、報道から伝わってきたが、これはもう成り行きを見守るしかない。怒りはもっともと思うが・・・

さて、これから厳しい批判にさらされるであろう小泉首相だが、私は一定の成果があげられたと思う(蓮池・地村夫妻のお子さんの笑顔に影響され、甘々になっているかも)。
今ある外交カードを切ってしまった、という心配はあろうが、でもこれで家族の一部が帰ってきたんだからいいんじゃないか、という気持ちの方が今は強い。

そもそも、小泉首相の前の歴代の総理は、拉致問題にすら取り組んでこなかったし、北朝鮮問題がこれだけ大きく扱われるようになったのも、この2年ほど。
いろいろな歴史的経緯があるけれど、やはり隣国と敵対関係にあるのは不健全。
時間はかかるかも知れないけど(そして、家族の心情を思うとできるだけかけて欲しくないけど)、せっかく重い扉をこじ開けたのだから、ぜひ全面解決に向けて努力を続けて欲しい。

それにしても、北朝鮮日帰り出張かぁ・・・
総理の日程と比べちゃいけないけど、日帰り出張ってきついんですよね~。
ヘンなところで、「お疲れ様」と思ってしまいました。
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by miki_renge | 2004-05-22 23:37 | 社会・経済一般

「新しい風」第三話

4~6月期、唯一ちゃんと見ているドラマは「新しい風」(TBS系木曜夜10時)。
吉田栄作が新聞記者から選挙に打って出る、という話である。
栄作と言えば、確か1993年の「国会へ行こう!」で緒方拳の秘書役で出演していた。あの役は世に言われるイメージ通りの「熱い役」だった。
今日は出馬を決心して、事務所開きのところまで。
それまで秘書役・段田安則の操り人形だったような栄作が、自分の言葉で、妻と娘のことから話し出したのには、激しく共感した。
その前に、段田さんに、「政治は家庭サービスの合間にできるもんじゃない!」と罵倒されていたものね。実際そうなんだろうけど・・・家族を大切にする気持ちまで否定されるもんじゃないはず。
それにしても、段田さん、これからますますねちっこくなりそう。

政治モノのドラマは視聴率が取りにくいというけれど、今のまま、視聴率に振り回されずに丁寧に描いて欲しいもんだ。それにしても、脇もベテランでしっかり固めてある(寺田農、野際陽子、植木等、橋爪功、小野寺昭、山下真司、伊藤蘭、おっと忘れちゃいけない主役のともさかりえちゃん)大人のドラマだ。

ちなみに・・・ちょっと見て脱落したのは「光とともに・・・自閉症児を抱えて」(日テレ系水曜夜10時~)。
原作のマンガを知っている者として、そして遅れのある娘を育てている身としては、やはり障害告知前後の苦労の描写がすっ飛ばされてしまったことに残念さを感じる。障害児施設に通うママ友達も同意見だ。まぁ、演じられる子役はいなかっただろうけどね。
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by miki_renge | 2004-04-29 23:16 | 社会・経済一般

サマータイム

「生活構造改革フォーラム」なるところが、サマータイムに関する調査結果を出したらしいですね。
(リンクを貼ろうとすると、「セキュリティで保護されない・・・」云々と出てくる。なぜだ?)

「生活構造改革をめざすサマータイム」調査結果の公表

【短期直接効果として】 
◎省エネ効果93万キロリットル(CO2削減効果40万トン)
 ・全国民が66日間テレビを見ない場合の電力消費量に相当
 ・全国民が使用する冷蔵庫の40日分の電力消費量に相当
 ・国内の全ての鉄道で使用する電力消費量の68日分に相当

◎経済波及効果は9,700億円

【長期間接効果として】
◎地域活動の活発化で2億8千万人時間が地域に投資される
 → その経済効果は8,800億円に相当

◎屋上緑化は省エネ効果と経済効果の一石二鳥
 → 今後6年間で2,500億円の経済効果

◎サマータイムによる交通事故減少数は年間1万件相当
 → その経済効果は年間約460億円

◎サマータイムによる明るい夕刻で「ひったくり」被害が減少
 → 通勤帰宅者の10%、買い物帰り客の4%が被害を免れる

こう見た限りは、いいことずくめのサマータイム。

もちろん、反対意見もある。たとえば
・体内リズムが崩れる
・人間だけでなく家畜のリズムも崩れる(酪農家に反対意見が多いらしい)
・欧州では日光活用法として始まったが、高温多湿の日本にはなじまない
など。結局1日は24時間でしかないという認識なのだろう。過去、占領軍によって4年ほどサマータイムが実施されたことがあるらしいが、その評価もいい話は聞かない。

私は正直なところ、真剣に考えたことはなかった。
ただ、こういう経済効果を出されると、う~ん、ちょっとは検討してもいいんでないかい、という気になる。
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by miki_renge | 2004-04-21 16:57 | 社会・経済一般

景気は回復しているのか

「去年の10月から12月にかけてのGDP(国内総生産)は、前の3カ月に比べて実質で1.7%のプラスと、バブル期以来の高い成長を記録。実質の成長率は年率に換算すると7.0%」
昨日あったこんなニュース。「デジタル景気の到来」とか何とか言われているらしい。これで景気も回復か?なんて分析もあるようだ。
しかし・・・一個人としては景気がよくなったなんて思えない。私の見方が悲観的なのかもしれないが、ごくごく一般的な庶民のところまでは恩恵が届いていないような気がする。世間の個人消費ってそんなに上向いていましたっけ?

年金保険料の負担増。配偶者特別控除の廃止。消費税ももうじき上がるだろう。私の周囲で給料が上がったという話は聞かない。むしろ成果主義になって、これからどれだけの収入が得られるか分からない、という不安の声の方が多いように思う(成果主義そのものの是非は別として)。失業率はほんの少しずつ下がってきているらしいが、この傾向は続くのかまだ判断できないだろう。財布の紐はまだまだかたい。

庶民が景気回復を実感できるようになるのはいつの日か。少子高齢化などの構造的な問題もあるし、難しい。もちろん、景気回復を願っているが・・・。
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by miki_renge | 2004-02-20 00:05 | 社会・経済一般