カテゴリ:社会・経済一般( 134 )

地震の影響

節電のため、短めに。

地震の影響はあまりに大きくて。
今日は行政窓口の出勤日ではないけれど、朝9時前に区役所の職員さんから、「今日の担当相談員の先生が交通遮断で辿りつけないのですが、出勤可能ですか?」との電話。実は今週は、地震の影響で多くの予定が吹っ飛んでしまったので(←その代わり来週以降がコワイ)役所から徒歩圏内の私はもちろん了解。
今週は、出勤が多くなりそうだ。もともと年度末で資金需要が高まるとき。この程度でもお役にたてるなら、喜んで引き受けますよ。

でも、やっと息を吹き返した自動車産業には打撃だろうな…
飲食関係も、食材の仕入れが可能なのかな、と不安になる。
建設関係は復興需要が見込めるけれど、それも数ヶ月単位でみていかなければならないだろう。

ところで、今日も先日に続いて、ウィルコムが大?活躍。
お客様が緊急に自社に連絡を取ろうとしても、ご自分の携帯からも区役所の電話からも繋がらず。「とりあえず、試してみます?」と自分のウィルコムを貸すと、一発OK!これが2回あった。すごいぞ、ウィルコム。基地局が携帯より細かく分散されていて、しかも小さくて損害を受けにくいことが理由らしい。

…と、ここまで入力して、携帯メールが届く。
相手は陸前高田で高校教師をしている大学時代の友人。地震発生から連絡がつかず、テレビで見る限り津波で壊滅的な状態なので、正直、絶望していた。
が、「地震が発生してすぐに裏山に上ったから大丈夫、こっちは元気!野球部の室内練習場で避難所生活です」との内容。
嬉しくて涙が出た。良かった、本当に良かった。

彼女のために、被災地のために、PCは一旦シャットダウンします。
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by miki_renge | 2011-03-14 17:07 | 社会・経済一般

共働きの地震対策は

今日の14時40分、私は長女の小学校に向けて全力疾走していた。今日は(昨日もだけど)長女を早退させて、校外の難聴学級に通級する日。私も付き添いが必要だが、午前の仕事がずれ込み、このままでは遅刻する~っ!と、荷物を抱え、学校までの坂道を駆け上がっていた。
ふと、建物の窓がガタガタいう音に気付いた。あれ、風が強い?いや、木の葉はそんなに揺れていない。その代わり、足元が揺れている?

…これって地震?
何かあったら困るので、とりあえず近所の大きな建物に逃げ込む。

揺れがおさまったようなので、長女の小学校に入り、教室へ。
でも教室は真っ暗で、誰もいない。
長女のクラスはどこにいるのか聞こうと、職員室に行ったが、やはり誰もいない。
困ったなぁ、せっかく走ってきたのに、と思って何気なく校庭をみると、児童も先生も防災頭巾をかぶって集まっていた。

校庭に行くと、ちらほらと顔見知りのママが。
皆、「怖かったねぇ~」と話している。
校長先生が、「宮城県でマグニチュード7.9の地震がありました。東京は震度5だったようです」と、拡声器で話している(実際はM8.8)…そんなすごい地震だったんだ(走っていて良く分からなかった、鈍感な私)

長女はすぐに私を見つけて、ホッとした顔を見せてくれた。
良かった、私が遠くに出掛けている日じゃなくて。

余震が続くので、学校の判断で、児童は30分程度校庭にとどまることになった。その間に、学校の裏手にある、次女の保育園にお迎えに行くことにした。長女は不安気な表情になったが、周囲のお友達に「大丈夫、大丈夫」と声をかけられていた。また、数人のママ友も、「何かあったらみておくから、今のうちに急いで行って!」と言ってくれた。本当にありがたい。

保育園でも、園児が避難訓練と同じく、ホールに集められていた。保育士さんが手際よく、荷物とともに次女を引き渡してくれた。実は今日午前は保育園の卒園式。式が無事に終えられたのは、せめてもの幸いか。

長女の小学校に戻ったら、児童は既に半数近くになっていた。保護者も皆、急いで迎えに来たのだろう。やはり、「防災の日」の引取訓練でやっていることと同じ手順で長女を引き取る。仕事のやり繰りをしながら毎年訓練に出るのは面倒だなぁと思ったけれど、訓練していて良かった。
そしてもちろん、難聴学級に行くのは中止。

それにしても。
こういうとき、仕事で遠出していたらどうすればいいのか。
電話は繋がらないし、すぐに迎えに行けなかったら子供達はどんなに心細いだろう。それに学校や保育園にも、いつまでも預けてはおけないだろう。我が家の場合、夫の職場も徒歩圏内なので、頼ろうと思えば頼れる、恵まれた環境なのだが。

ちなみに夫の職場にも携帯にも電話は繋がらなかった。17時近くになって、ようやく夫から「無事」の電話がかかってきた。夫は自分の携帯が役に立たず、同僚のウィルコムを借りたそうな。そういえば、ママ友は「携帯のアンテナが立たない」と言っていたけれど、私のウィルコムはアンテナが5本しっかり立っていた。ウィルコム、ブラボー!もう解約なんて考えないよ。

さて、今もテレビからは被害状況が伝えられている。
どうかどうか、これ以上大きな被害になりませんよう。そして余震もおさまって!
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by miki_renge | 2011-03-11 17:52 | 社会・経済一般

箕島と星稜の試合を思い出した

かつて和歌山・箕島高校で監督をつとめらられていた尾藤公氏が、先日亡くなった。

尾藤監督と言えば、何よりもまず1979年の夏の甲子園3回戦、石川・星稜高校との延長18回の死闘だろう。
忘れもしない小学4年生の夏(年がばれる…)、我が家は一家でこの試合をテレビ観戦していた。両親ともに石川県出身のため、当然のごとく星稜高校を応援していたが、テレビの前に釘付けになっていたことを思い出す。
星稜が1点リードで迎えた延長16回裏、2死ランナーなしで、箕島の選手がファウルフライ。父が「あぁ、これで決まった、長かったなー」と言った瞬間、星稜の一塁手が落球。一家で叫んだっけ。

この試合にサヨナラ勝ちした箕島高校は、この年、春夏連覇を果たす。

当時は「箕島憎し」の感情が先行していたが、この試合以降、星稜の山下監督が尾藤監督を師として慕っていたという話や、交流戦の開催のニュースを聞き、徐々に「こういう繋がりっていいなぁ」と、温かな気持ちになっていった。
そういえば、行く先々で「あの落球の…」と言われて苦労した一塁手さんをずっと気にかけて、交流戦での再会を誰よりも喜んだのは尾藤監督だと、どこかに書いてあったっけ。その後も手紙のやり取りがあったと聞いた。

これが「高校野球」だなぁ。
卒業すれば、敵味方もない。そこにいるのは全力を尽くした仲間。
そして諦めないで、可能性を信じること。今ならそれがどれだけ人の心を揺り動かすものか良く分かる。

尾藤監督、安らかに。
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by miki_renge | 2011-03-08 06:18 | 社会・経済一般

働く世代の「無縁」

一昨日、昨日と続けて、NHKの「無縁社会」に関する番組を観た。
昨日の討論は話が拡散し過ぎて、結局何が言いたかったのか良く分からなかったが、それだけこの問題は根が深いという見方もできるだろう。

働く世代の感じる「無縁」として、昨日の番組では「誰からも支えられていないし、必要とされていない」と紹介されていた。
この世代が「無縁」に陥るのは、たいてい以下の3つのケースだと、個人的には考える。

1.この不況で就職できないor非正規雇用で収入が不安定→結婚したくてもできない→やむなく独身
2.自分の病気あるいは親の介護と仕事の両立ができずに失業→再チャレンジしようにもできない
3.仕事に忙殺され、縁を繋ぐパワーと時間が吸い取られてしまった

どれも、誰にでも起こりうるケースだ。討議の中では「自己責任論」を唱えていた人もいたが、事はそう簡単ではないだろう。確かに個人に問題のある場合もあるだろうが、だからと言って切り捨てていいとは思えない。1月に「任侠ヘルパーSP」でやっていたように、「縁の押しつけ」には違和感があるが、もがき苦しんでいる人のために選択肢はあって欲しい。セーフティネットの充実やワークライフバランスの推進など、政策レベルでまだまだできることはあるはず。あとはどれだけ本気になれるか、だけだね。

…なーんて他人事のように書いてしまったけれど、病気や介護の問題は自分にとっても恐怖だ。今できるのは、必要とされる人間になれるよう、精一杯努力することくらい、かなぁ。そして子供達には迷惑をかけないよう、いざというときのために貯金をしておくこと。あぁ、そうしてお金は消費に回らず、景気は沈滞し、雇用は生まれない…
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by miki_renge | 2011-02-13 08:48 | 社会・経済一般

自転車は怖い!

近所の八百屋のご主人が、配達中にバイクで事故を起こし、骨折したと言う。よくよく聞くと、「脇道から突然出てきた自転車をよけようとして転倒した」そうだ。自転車と衝突したわけではないので、単独の自損事故として扱われるとのこと。
保険はおりても、商売に支障が出る分の補償まではない。民事でその自転車に乗っていた人と争うこともできるだろうが、相手はお金のない若者だそうで、難しいようだ。

私自身も、20日ほど前に、やはり脇道から猛スピードで出てきた自転車に左足をぶつけられた。相手は老齢のご婦人。万一のときのために連絡先を教えて欲しいとお願いしたが、無言で立ち去られてしまった。ようやく痛みが引いてきたところだ。

他にも、我が家の近所では、自転車が絡むトラブルは日常茶飯事。私も信号無視の自転車に何度も怖い思いをさせられている。坂道が多いので、下り坂でスピードを出す自転車が非常に多く、信号でも急に止まれないらしい(あるいは信号を守る気持ちがない?)

自転車は気軽に乗れる便利なもの。だけどそれだけに怖い。
自転車を免許制にすべきという意見もあるが、この仕組みを作るのは大変だろう。相当の税金もかかるし、国民の合意が得られるとは思えない。

やはり地道に「交通安全教育」を行っていくしかないのだろうな。結局は、運転する側の気持ち一つなのだから。
まずは学校で定期的に時間を取って、伝えていけばいいだろう。あとは、自転車を購入の際に義務付けるか(自転車小売店が実施?負担はかかるけど。また、自転車を譲り受けた場合は難しいけれど。)

意外と効果あるのでは?と思うのは、「自転車に乗る際のヘルメット着用」を義務化すること。それだけ危ない乗り物に乗っているんだよ、という自覚を植え付けられるのでは?違反者には当然罰金を課すことにして。
…まぁ、今でも自転車のルール違反で罰金を取られることはほとんどないと聞くが。取締強化=税金投入となるので、難しいかな。

でも、何かしら考えないと、自転車事故はこれからどんどん増えていくと思う。
エコで便利な乗り物なのだから、何とか対策を立てないと。
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by miki_renge | 2011-02-05 08:46 | 社会・経済一般

「努力で幸せになれますか」

勝間さん、努力で幸せになれますか」という本を読んだ。
勝間和代さんと香山リカさんの対談をまとめた本だ。アマゾンのレビューを読むと、「買うほどの本ではない」というような印象だったため、図書館で予約して辛抱強く待った(笑)

読んでみて、確かに「こりゃ、噛み合ってないわ」と思った。
まぁ、この「噛み合わなさ」が面白いと言えば面白かったのだが。

勝間氏の主張は、
・努力は楽しいもの
・努力すること自体に幸福を見出せるはず
・自分は、その努力の仕方を教えているつもり
・ただし、努力することが目的化してしまうのは危険
というもの。それに対して香山氏は、「頑張らないという選択肢もあるんじゃない?」と異議を唱えている。

確かに今の世の中、「努力したその先に何があるんだろう?」というものが見えにくいのだと思う。頑張ってもまだ不安、「勝ち組」に分類された(と評される)人でもいつ負けるかも分からないから、怖くて果てのない努力をし続けて疲れきってしまう、のだろう。
特に、ネットの普及で「小さな幸せを感じることが難しくなってきている」という香山氏の主張には納得。本書では、「ピアノで何かの賞をとったという若い患者さんをおだてても、『何言ってんですか、先生。こんな賞、世界のランクじゃどれくらいで、日本ではこれより高いランクの受賞者が何人いて』と説教される」というくだり(p.52)に、「自己肯定感を持ちにくい世の中」になったと実感する。香山氏は精神科医としてそのような人に数多く接しているのだろう。

こう書くと、「香山派ですね」と言われそうだが、そういうわけでもない。やはり「努力できる環境にありながら、全く努力しない人に対して、温かく手を差し伸べられるか」と問われれば、答えはノーだ。セーフティネットだって皆の税金から作られるシステム。それを安易に「努力したくない人」に回して欲しくはない。

その関連で残念だったのは、香山氏が、「頑張らない人」と「何かのアクシデントによって頑張れない人」を一括りにしてしまったこと。健康を損ねたり、親の介護が必要になったりして「頑張れない状況になった人」は多いと思う(統計はない、体感的に思っただけだが)。さらにそれに対して勝間氏は、「アクシデントは可能性の問題で、運や偶然も左右することは理解しておく必要があります」(p.82)と答えるにとどまっているが、この議論はもっと深めて欲しかった。

結局、「努力で幸せになれるか」は分からなかったが、いろんな読み方ができる本ではあった。

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by miki_renge | 2010-12-04 15:51 | 社会・経済一般

TPP

昨日は、仕事の打合せで以前勤務していた団体へ。
退職から10年経った今でも、こうしてお付き合いがあるのはとても嬉しいこと。在職中にお世話になった方が、気軽に声をかけてくれるのがありがたい。診断士仲間も何人かいるので、「たまに●●に記事書いてるよね、読んでるよ」と言われると、ちょっと気恥ずかしいが。

さて、私が勤務していた団体は、今、TPP反対の急先鋒だ。先日も大規模なデモを行っていた。3000人規模のデモなんて、いつ以来だろう。昨日会った先輩の一人も、「久々だったから、もう声が出なくてねぇ…」と言っていたっけ。そう、デモの間、拡声器を持ちながら大声を出して歩き続けるのも大変なのだ(汗)

私は中小企業を支援する立場でもあり、その視点でいえば、TPPは日本企業の海外進出にとって大きなインパクトをもたらすと思う。経済団体の偉い人が言うように、特に中小企業の底上げには資するはずだ(もっとも、海外の安い商品を迎え撃つのだから、労働者の賃金が安く据え置かれるというのではという懸念もあるが)。
また、農業についても、「結局、消費者は国産の新鮮な農産物を買うだろうから、心配するほどではない」「これをきっかけに日本の農産物の品質を一層向上させていけば良いのでは」という意見もあるようだ。

う~ん、どうなんだろう。
日本の農業に、その余力が残っているかどうか。
先日公表された「農林業センサス」では、「農業就業人口は260万人、5年前に比べて75万人(22.4%)減少。農業就業人口の平均年齢は65.8歳」なんて言われているよ。
就業人口だけでは判断できないけれど、この人数で日本の食卓を賄えるだろうか。
もちろん輸入すればいいんだけど、これでたとえば外交上の問題などで、とこかの国からの輸入が完全にストップしたら…と思うと怖い。どんなミサイルよりも脅威となるはずだ。

難しいね…って、なんて歯切れの悪い締め方。すみません。
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by miki_renge | 2010-11-13 07:04 | 社会・経済一般

「高校中退」をどうみるか

ドキュメント高校中退-いま、貧困が生まれる場所」という本を読んだ。

高校中退率は、文部科学省の調査によると2%前後。著者は「この数字がまやかし」だと指摘する。筆者の計算方法(詳細は割愛するが、母集団を学校全体とせずに学年毎とする)によると、8%という高率となる。そして中退は、その地域の「底辺校」に集中していること、その背景には「貧困」が横たわっていることを、著者はデータにより浮かび上がらせている。

分析の中で特に共感したのは、「日本の学校では小学校の低学年で『落ちこぼれた』子供達を救う手立てはほとんどない」という部分である。「小学校低学年レベルで落ちこぼれるなんてよほどのことだ」と思われるかも知れない。しかし、その「よほどのこと」が、徐々に珍しくなくなってきているのでは…と、小学生の母としても感じる。学級崩壊、親による暴力やネグレクト、夜遅くまで帰宅しない(できない)両親。家庭に生活力がなければ、学力もつくまい。逆に(本書では触れられていないが)親の過度な期待に押しつぶされてしまうケースも現に身近に起きている。
自分自身、子供に目をかけるように、一方で追い詰めないように、必死だ。

小学生の時点で子供が教育から排除されたら、挽回は容易ではない。著者は「教育はセーフティネットという事後的な救済ではダメ」と主張しているが、その通りだと思う。しかし実際は、「厄介払いしたい学校、教育委員会」の壁がある。

さて、1点だけ著者に反論するなら、この解決策が「高校無償化と義務化」で良いのかということである。私はむしろ、「高校くらい出ておかないとまともな就職は難しい」という現状の方が問題だと考える。
限られた国家予算、これからの少子高齢化(=労働力減少)を勘案すると、「社会に出て生きていける力(学力、生活能力)を義務教育9年間のうちにしっかりつけさせる」ことを目指した方が現実的ではないだろうか。
「高卒」という学歴が欲しくて、興味もないのに勉強させられている方が気の毒だし、時間の無駄。これは大学にも言えることだが。その代わり、いつからでも学び直せるようなシステムがあると良いと思う。

そういえば、嵐にも「入学式から3日目で高校を辞めた」メンバーがいましたねぇ。それでもお母様は何も言わず、ただやりたいことを応援してくれていたのだとか。義務教育期間中も「勉強しなさい」とは一言も言わなかったそうだが、できることなら、彼のお母様にお話をうかがいたい。
NHK紅白の司会が決まり、嬉しいのか、心配なのか、自分でも分からない…
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by miki_renge | 2010-11-04 05:53 | 社会・経済一般

「世襲」はいいのか悪いのか

世の中、どうやらお盆休みらしい。フリーランスの人間には、全く関係ないことだけど。早朝から深夜まで働いてますよ~同じくお盆に働いている皆さん、頑張りましょうね!

さて、移動中に「AERA」(8月16日号)を読んでいて、小渕優子さんの記事が目に止まった。
父である故・小渕恵三氏に溺愛された少女時代。
「優子の婿を後継に」と口にした父に反抗した大学時代。
首相になった父の疲れ果てた姿を見ての、TBS退職の決意。
イギリス留学の朝の、父との今生の別れ。
そして、迷いに迷った挙句、父が亡くなる2日前に、政治家になると宣言する。

世の中、「世襲議員」はどうしてもバッシングされがち。
先代の地盤は引き継げるし、資金もある。彼らがいると新規参入はしづらくなる。要は「ずるい」ということだろう。
しかし、世襲議員だからこその悩みや苦労もあるのだと、この記事を読んで当たり前のことに気付く。
考えてみれば、記事内で同じく世襲議員の竹下亘氏が語るように、「人脈を引き継げていいなあと言われるけど、全ての人脈なんて引き継げるわけがない」のだ。

世襲そのものが悪いわけではないのだよなぁ。
小さな企業は息子に跡を継がせることも多いし、だいたい平安時代あたりから武士の時代の権力者は「世襲」だよね(と、したり顔で長女が説明してくれた)。小渕さんのように、父の背中を見ながら、税金をいただく仕事の重さを感じながら、父と同じ職を選ぶケースもあって当たり前だよね。

「恵まれた環境」ではあるのだろうけど、結局はそれを生かすも殺すも本人次第、か。むしろ「職業選択の自由」はあるのかと、余計な心配をしてしまう。
ほぼ同時に、「夏の恋は虹色に輝く」を観て、偉大な父を持つのに鳴かず飛ばずの大雅(松潤)が気の毒に思えてしまった。
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by miki_renge | 2010-08-11 08:24 | 社会・経済一般

「movin' on」を聴きながら空の安全を考える

昨夕は、嵐のアルバム「僕の見ている風景」をTSUTAYAで受け取ってから帰宅。全曲聴いてみて、特に気に入ったのは「ギフト」とニノのソロ曲♪ どちらも歌詞が心にしみる。

それとは別に気になったのは、「movin' on」。
そう、今年1月に破綻し再生支援を受けているJALのCMソングだ。
このCM、オンエアはまだ2回くらいしか観ていないが、整備士やCAなど、本物の社員さんが現場で働く姿が映し出されている。こういうCMには弱いなぁ…現場の社員さんは、今回の経営破綻をどう受け止めただろうと、つい思ってしまう。あぁ、昔仲良しだった山一証券のNさん、どうしてるかなぁ。

正直なところ、嵐の歌がこのCMソングに起用されることに対しては複雑な気持ちもある。アルバムのプロモーションも兼ねているので、お金(=JALに投入された税金)はほとんどかかっていないとのことだが(ちなみに嵐はCMそのものには出演していない)、それでもいろんなことを言う人はいると思う。

今回の破綻は、赤字路線を押し付け続けた国にも原因があるんだろうけどね。純粋な一般企業とは事情が違うし、応援していきたい気持ちもあるんだけど。でも、経営幹部に経営感覚が欠けていたという指摘ももっともだと思うし、難しいところだ。さらに、OBの年金減額問題でごたごたしたものねぇ。

ともかく、地道に頑張る社員さんには、頑張って欲しいと思う。少なくとも、社員のモラルダウンが御巣鷹山のようなことを招いては、絶対にならない。
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by miki_renge | 2010-08-05 07:03 | 社会・経済一般