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過労死

こんな裁判があったんですね。
「バイト50日で過労死認定」

90時間の残業、そして心臓発作。まだ21歳なのに、親はやりきれないだろうなぁ。
照合の仕事ねぇ、あれって神経使うのよ。私もすこ~しだけ経験したけど。
厚生労働省が平成13年に定めた基準だと、概ね月間45時間を超える時間外労働は、過労死の危険性ありとなっている。
さらに、脳・心臓疾患の発症と時間外労働の関係でいえば、発症前1ヶ月間に約100時間を超える時間外労働は発症との関連性が強く、発症前2~6ヶ月の間に月平均約80時間を超える時間外労働は発症との関連性が強い、とされている。

私も月100時間くらいの時間外労働は何回か経験があるが、そりゃもうフラフラしましたよ。あれが半年も続けば、真剣に命の危険も感じただろうな。
でも、なかなか「もう限界」とは言えないのがつらいところ・・・このご時世だし・・・

自分の体調は自分で管理しなさい、という意見はもちろんもっともだが、「身体がきつくて辞めました」と言って次の職場がすぐ見つかるかというと厳しいものがある。古い人であれば、「根性が足りない」「転職経験が多いのはマイナス」と見るかもしれない。
いやそれ以前に、責任感が強ければ強いほど、「自分がしっかりしなければ」と思ってしまうだろう、実際、自分がいなくても仕事は回るのに。

バイトでも正社員でも同じ。会社を辞めるにはそれなりの覚悟とエネルギーがいるのだ。ボロボロになってからでは決断力さえ鈍る。

このバイトさんも、きっと真面目だったんだろう。バイトという不安定な立場ゆえ、頑張りすぎてしまったのかも知れない。
ご冥福をお祈りします。
そして、もうこんなことが起きませんように。
労働者にも、使用者にも、そして政府にも、重く受け止めて欲しい。
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by miki_renge | 2004-08-31 12:12 | 雇用・人事

夢のために働く人

娘の障害児施設の宿泊療育から無事に帰宅。

この療育、毎年、学生ボランティアの方が手伝ってくれている。いくら夏休みとは言え、手のかかる障害児(&その親)に真正面から付き合ってくれる学生さん、本当にありがたい。
今年も大変お世話になったが・・・あれ?今春大学を卒業したはずのボラさんが約1名。
彼は、プロのミュージシャン目指して、現在バイトをしながら生活しているらしい。
私も実は、音楽をやっていた(プロを目指していたことはないけれど)。
大学時代のサークルで、プロのミュージシャンを目指していた仲間も何人かいる。
しかし、当然、プロになるのは難しい。途中で方向転換する仲間が大部分だ。

ご家族をはじめ、周囲は反対することが多いだろう。
「そんな夢ばっかり見てないで、現実を考えなさい」と。
でも、やるだけやって、それでダメならあきらめもつく。「やっぱりやりたかった・・・」と思いながら生きていくのはつらいもの。
プロを志すのなら、それなりの覚悟はあるはずだ。

ボランティアに来てくれた彼も、世間では「フリーター」という分類に当てはまるのかも知れない。
税収を減らす悪者なのかも知れない。
しかし、自分の夢のために働く人は、やっぱり格好いいなぁと思う。
フリーターでは世間の評価が低くなる、とかなんとか言われるけれど、それは人それぞれ。私は応援してあげたいなぁ。何の目的もなく、ただモラトリアムでフリーターやってるなら話は別だけど。

お兄ちゃん、いつか有名になって、施設に演奏に来てね。
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by miki_renge | 2004-08-30 12:35 | 社会・経済一般

再就職はイバラの道

「年収1/2時代の再就職」(野口やよい著、中公新書ラクレ」という本を読んだ。

「M字型カーブ」という言葉があるように、女性の働き方としては、「結婚・出産退職→子供に手がかからなくなったら再就職」というパターンが一番多い。しかし、この「再就職」の時期がどんどん早くなっている。この本は、この背景についてのルポルタージュである。

これまで一般的だったのは、「子供が小学校に上がったら再就職」というものであった。
データによると、今は、「末子が幼稚園に入る年齢に達した母親の4人に1人は主にパートとして働いている」と推測されている(ちなみに、15年前は10人に1人)。
この背景にあるのは、女性が自己実現を図るため、などという格好のいいものではない(それもあるだろうが)とにもかくにも、夫の収入だけでは生活が苦しいから−本書はこう分析している。
本書にはまた、出産後に再就職した何人かの女性が登場する。
自分も仕事と育児・家事でヘトヘトで夫に手伝って欲しいが、さらに過酷な働き方をする夫に何も言えないで追い詰められていく女性。
非正規社員であるからと子供を認可保育園に入れられず、高い保育料を払って認可外保育園に預ける女性、または在宅ワークを選び、換算すると缶ジュース1本分くらいの時給で働く女性。
「派遣には産休も育休もないよ」と、妊娠中絶を迫られた女性。
一方で、優雅に?育休を取りつつ、2人、3人と続けて出産する、名の通った企業の正社員や公務員、教師などの女性。

世の中、育児休業制度も整備され、企業内保育所なども話題に上るようになってきた。しかし、これを利用できるのは、ほんの一握りの恵まれた人たちだけ。
制度があっても利用できる実態がなかったり、仮に復帰したところで過酷な長時間労働・通勤に耐えられないだろうという読みから、退職という選択をする女性は多い。
「働く女性が母親になる道は整えられてきても、母親が働く女性になる道は険しい」という言葉に、実感がこもる。

それでも、働かなければ生きていけない。
自己破産の申立をした人は、30歳代が全体の25%を占め、最も多い。しかも理由は圧倒的に「生活苦・低所得」「失業・転職」「住宅購入」が多く、しかもこの数字は激増している。企業でも50代のリストラが一段落し、次はバブル時代に採用された30代にターゲットが移ったとされている。この傾向はこれからますます顕著になるだろう。男性の働き方も、より厳しくなる・・・?

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・・・はぁ。
私もまさに、「長時間労働・通勤ができず」、「産休・育休を取れる雰囲気の職場でなく」、さらに子供が障害・病気を持ったために出産退職、という道を選択せざるを得なかった。しかし生活が苦しいので、娘が3歳になる前に働くことを再開した。初めは認可保育園に入れなかったので1時間1,200円を払って、無認可のベビールームに預けて(たぶんこの値段ならかなり安い方だけど)。
運良く認可保育園に入園できたが、それでもこれからかかる教育費のことなどを考えると頭が痛い。

私の仕事も不安定だ。コンサルとしての仕事は波がある。まだ発展途上(苦笑)なので、何をするにも時間がかかり、時給換算すると決して高収入とは言えない。パートの仕事だって、いつ契約解除になっても不思議ではない(一生懸命働いているし、会社の業績そのものは悪くはないが)。
いや、それ以前に子供の病院や訓練通いがある。結局、仕事に全力投球できる状況にはないのだ。少なくとも小学校に入学してくれるまでは。

この本を読んで、一つ確実に言えること。
「これじゃあ、子供は減るわけだよね」
ほら、昨日こんな記事も出てたでしょ。

昔の職場で、同じ女性総合職の先輩達と、「子供って、“贅沢品”だよね」って会話をしたことを思い出した。
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by miki_renge | 2004-08-26 12:21 | 女性と仕事

お疲れ様、お風呂屋さん

某商店街のお風呂屋さんのお話。
このお風呂屋さん、今月いっぱいでお店をやめる。
長年ご夫婦2人でやってきたが、2人とも70歳を超え、ここ数年、体調も思わしくないとのことで、思い切って田舎に引っ込むのだとか。

で、昨夜はそこのご主人の送別会。
最後に、「お仕事やめられたらしばらくゆっくりして、奥様とご旅行にでも行ってきて下さいね」と声をかけた。
するとご主人、「うん、そうだねぇ。うちの婆さん(=奥様のこと)、ずーっと風呂屋しかやってきてないから、一般的な娯楽って本当に知らないんだよねぇ」とおっしゃった。

確かに、営業時間は午後4時から午前1時、交代で番台に立ち、定休日は月2回だけ。
それ以外も風呂の掃除、釜の管理、保健所・役所との連絡、さらに商店街活動への参加、など休む暇はなかっただろう。

ご主人は、「田舎に行ったら、小さな畑でもやりたいなぁ」とも言っていた。
その夢がかないますように。
本当に、本当に、お疲れ様でした。

来週、もう一回、お風呂に入りに行こう。
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by miki_renge | 2004-08-25 12:45 | 仕事場にて

有給休暇

労働基準法では、有給休暇の付与について、「6ヶ月の継続勤務と80%以上の出勤率」で、10労働日与えよ、としている。
言い換えれば、勤務して半年に満たない場合は、与えなくても差し支えない。

私のパート勤務する職場で、隣に座っている新人ちゃん。
今年の夏休みはゼロ(新人は夏休みがもらえない。2年目以上も2日間だけだけど)。有給もゼロ。
先日、風邪を引いて休んでしまった。
しっかり欠勤控除(給料減額)されていた、と言って落ち込んでいた。
まぁ、仕方ないことなんだけど。
別に会社が悪いわけでもないんだけど。
ちょっとかわいそう。

でも、小さい会社でギリギリの状態で仕事している場合、有給なんて使って欲しくないというのが経営者の本音かな・・・
一方で、恩恵的に入社後すぐ有給がもらえるような企業で、2ヶ月足らずで有給を使い果たし、そのまま退職、という話も聞いたことがあるし。こりゃ、働く側のモラルの問題みたいなもんだな。

難しいね。
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by miki_renge | 2004-08-24 12:33 | 雇用・人事

商店街の歩行者天国

私が仕事でお付き合いしている商店街は、月に3回、夕方だけ歩行者天国の時間がある。
普段は狭い割に車通りの激しいこの商店街、この「歩行者天国」のときに、ささやかなイベントを行ったり、売り出しをしたりしている。

しかし、最近は車のマナーも大層よろしくない。
ちゃんと「進入禁止」のポールが立っているにも係わらず、それをどかして入ってくる。
しかも、これ見よがしにスピードを上げて。
商店街の皆さんが、「この時間は歩行者天国ですよ」と忠告するのだが、「何だ、そんなのオレには関係ない!」と逆ギレしてくる輩もいる。
商店街のあちこちに、歩行者天国になる日時は案内している。
イベントのときは、商店街のメンバーが道案内をしている。
こちらは、道路の真ん中にテーブルを置いて飲んだり食べたりしている。それなのに無理やり入ってきて、イベント会場やテーブルの前で延々とクラクションを鳴らして・・・全く腹立たしいことこの上ない。その前に、命の心配もしなくてはならないが。

商店街の担当の方が、先日、警察に相談に行った。
すると、警察も、「あそこを歩行者天国にするのは限界ですよ、返上していただけませんか」としつこく言われたらしい。

私は、「ここの歩行者天国は、絶対に手放すべきではないですよ!」と言っている。歩行者天国時の売上やイベントだって、それなりに盛り上がる。この商店街の大きな「ウリ」だ。
一度返上したら、再申請しても認められる可能性は極めて低い。

一日中、一年中通れないわけじゃない。
1ヶ月に3回、しかも夕方のみなのだ。
何とかして、この歩行者天国を守りたいのだが・・・

まずはドライバーのモラルの向上から、だろうか。
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by miki_renge | 2004-08-23 12:20 | 仕事場にて

スーパーの駐輪場

私がよく行く、駅前の大型スーパーマーケット。
駐輪場が狭いので(せいぜい10台程度)、道路には自転車やバイクがあふれている。
目の前の道路も、ようやく対面通行ができるくらいの広さ(狭さ)なので、かなりごちゃごちゃしていて危ないと感じることも多い。

さて、昨日このスーパーに行ったら、指定の駐輪場を除き、1台も自転車が止まっていない。
そして、その横に「放置自転車対策」とかなんとかいう腕章をしたおじさんが。
さらに、看板にデカデカと、「ここに自転車を止めた場合、即時撤去します」と書いてある。
そう、このおじさんは、自転車を止めないよう取締りをしているのだ。
実際、自転車で来たお客さんに、「ここは止めないで下さいよ!」と声をかけている。
ただし、この近所、一般人が利用できる駐輪場は皆無。駅近辺に路上駐車するくらいしか選択肢はない。
結局、お客さんはどうするか、というと・・・
このスーパーには買い物にはもう来ないかも知れないなぁ。

地価の高い都会の駅前に立地するスーパーマーケット、きっとできるだけ床面積を拡げて、多種の商品を置きたいのだろう。駐車場、駐輪場を作るより、そちらの方が重要だと考えているのだろう。しかし、社会環境への貢献を考えるのなら、せめてそれ相応の広さの駐輪場くらい用意すべきではないか。品数が多いことより、気持ちよく買い物ができる環境を整えた方が、お客も増えると思うのだが・・・

はぁ・・・やっぱり実家のある田舎のスーパーの方が買い物しやすいや。
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by miki_renge | 2004-08-20 12:35 | 商品・サービス

手続きの重要性を伝える

ようやく終わりました、社労士の事務指定講習。

今日は、雇用保険法と労働保険徴収法。
雇用保険については、新しく社員が入社したら、翌月10日までに「被保険者資格取得届」を提出しなければならないことになっているのだが、意外と盲点になっているらしい。
この手続きをしないと、雇用保険に入っていないことになり、退職しても失業保険等がもらえない。
手続きそのものはたいしたことはない。忘れなければいいだけの話なんだけど。
最後の徴収法の先生が、「社労士はメディエーターとしての役割を果たすべし」と言っていた。
本来、このような制度は、行政が各社を回って一つずつ説明すべき性質のもの。
しかし、それは現実的ではない。
そこで、社労士が情報を提供して、その橋渡しをすべきという考え方だ。
なるほど・・・
そのためには、法改正も追いかけていかなくてはならないし、判例、通達も適宜仕入れていかないとついていけないなぁ。
知っておくべきことが、これでもかってくらい、たくさんある。

最後に修了証書をいただいたときは、やはり感慨深いものがありました。
知らないことを知るってのはやっぱり面白いし、仲間ができたのも嬉しい。
2日目から毎日、昼は、蕎麦、ラーメン、中華料理、と食べ歩きました。
散財しちゃったかなぁ・・・明日から節約しなきゃ。

今週は講習ネタばっかりでしたねぇ・・・まっいいか、22日は社労士試験だし。
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by miki_renge | 2004-08-19 21:38 | 資格・勉強

講習、あと1日・・・

事務指定講習3日目。今日は労働基準法・労働安全衛生法、労働者災害補償保険法。

今日講義して下さった先生は、社労士の将来性について、
「金銭的な尺度で考えれば、必ずしも儲かる仕事かは分からない。しかし、社会において困った人の役に立つ、という視点で考えれば、こんなに感謝される仕事はない。」
「社会保障制度は少子高齢化が進むかぎり、ますます重要かつ検討されるべき制度であり、その専門家として社労士は期待されるべき存在である」とおっしゃっていた。
なるほど・・・

しかし、今日やった労災は制度が複雑でどうもまだ理解し切れていない。社労士の先生も労災を専門にしている人は少ないようだが・・・
もっとも、そんなに労災事故がたくさん起こったら困るよね。
それにしても、先生達、みんな話が上手い。寝ている暇などない。
もちろん、ベテランの先生達を揃えているんだろうけど。
また、周囲の受講生も熱心だ。登録するために来ているのだろうから当然なのだが。
仲間もできたが、とにかく皆、真面目でびっくりする。毎日、大いに刺激されている。
あと1日、頑張ろう。
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by miki_renge | 2004-08-18 21:53 | 資格・勉強

社会保険への認識

事務指定講習2日目。
今日は国民年金と、年金裁定手続き。
年金相談のポイントなどについて、丁寧にお話いただけて非常に面白かった。

講義された社労士の先生が「社会保険に対する認識が浅い企業があり、それで労働者・従業員が泣きをみている事例が少なくない」とおっしゃっていた。
社会保険料の負担は労使折半だが、給料から控除だけして、実際は社会保険料の納付手続きを行っていない悪質企業もあるのだそうだ。
そして、それに雇われていた側が気づくのは、年金をもらい始めてから、というケースが多いらしい。つまり手遅れ・・・
もちろん、控除されているのなら(給与明細等の証拠が必要だろうが)、会社を訴えれば勝てる。
しかし、会社が既に倒産してしまっている場合も・・・。

ここまで悪質でなくても、退職手続きの際に資格喪失日を1日間違えたために、年金が1ヶ月分減らされてしまうようなケースはあると言う。
(たとえば、3月31日退職の場合、通常は翌日、すなわち4月1日に資格喪失となり、3月分は納付済期間となる。しかし、間違えて3月31日資格喪失にしてしまうと、3月は未納期間になってしまう。退職の場合は翌日喪失なんですね。)

社労士も、このような企業への指導、支援をしていかなければならないのだろうが・・・その前に、まず確かな知識を、自分自身、身につけないとねぇ・・・
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by miki_renge | 2004-08-17 21:09 | 資格・勉強