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選択肢はあるはず(子持ち女性の再就職編)

このところ、中小企業の社長さんや人事担当者の方から、「採用を考えているんだけど、いい人いない?」と聞かれることが増えてきた。
リクエストで圧倒的に多いのは、「子育てが一段落した、コミュ力のある女性」。
腰を据えて落ち着いて働いてもらえそうだから、というのが理由だそうだ。

なるほど、理解できる。
小さな企業さんは、人手不足ということもあり、優秀な人材は喉から手が出るほどほしがっている。
ある程度の社会人経験があり、真面目に働ける女性は、貴重な存在なのだ。

実際、中小企業には、既婚女性にとって働きやすい条件も整っていると思う。
経営者との距離が近く、柔軟な対応が可能なことから、制度で動く大企業と比べると個人の事情にも沿いやすいから働きやすいはず。
また、規模が小さい分、さまざまな仕事に対応することになろうが、それによって大きなやりがいを得られる可能性もある(←中小企業にしか勤めたことのない自分の実感)。

しかし残念ながら、ご縁が繋がる機会は多くないというのが実感。
企業の発信力が足りないのか、女性がその情報を受け取ろうとしないのか、「出産後も同じ企業で継続雇用することを目指す施策」が目立つからなのか(←「育休復帰プランナー」が言うことではない?)…いずれにせよ、もったいない。
特に、有能なのに環境に阻まれて出産退職し挫折感を味わっている人や、「いったん退職したら、二度と今のような仕事に就けない」と、ストレスを溜めながら職場にしがみついている人を見ていると、その思いを強くする。選択肢はあるはずなのに。
このミスマッチ、どう埋めたらいいのだろうか…妙案はなかなか出ない。
それでも、中小企業診断士として、何か橋渡しができたら、と思う。

さて、再就職を目指す女性の方へ。
最近ご一緒している素敵な女性経営者さんが、再就職に向けた面接の心得をブログでまとめられています。
 ・受け答え編はこちら
 ・身だしなみ編はこちら
私も今さらながら、うんうんとうなずきながら拝読しました。2009年の記事なのに全然古くない、お勧めです!
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by miki_renge | 2015-09-10 19:13 | 女性と仕事

女性活躍推進法

先週、融資窓口相談日のお昼休み。食堂についていたテレビで、「女性活躍推進法案」が参議院本会議で可決されたことを知った。
そうかぁ、長かったねぇ。
でも、無事に可決されたんだ。

この法律によって、企業に女性の採用比率や管理職の割合など数値目標の設定と公表が義務付けられる(従業員数300人以下は努力義務)。
義務付けによってすぐに何かが劇的に改善するとは思えないが、制度を変えることによって、意識や雰囲気が変わるというのはよくある話である。人事制度改革なんて、まさにそれだ。
企業にはこの機会に、女性と言うよりは男性の働き方の見直しをしてくださるようお願いしたい。それがなければ、男女の役割分業意識は変わらないもの。

そんなことを思いながら、月刊「企業診断」9月号の特集記事「女性が経営を変えていく!」の総論を執筆させていただきました(初めの1ページはネットで立ち読みもできます)。
大きめの本屋さんやネット書店で購入できますので、ぜひぜひお手に取ってみてください。女性経営者・起業家や、女性診断士およびその予備軍の方にもお勧めします。
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by miki_renge | 2015-09-03 17:38 | 女性と仕事