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裁判傍聴

高2長女の夏休みに「裁判傍聴」の宿題が出た。
その前から絶賛「リーガル・ハイ」祭りを開催していた我が家にとって、良いきっかけである。
(何しろ、「草の者」がイケメン過ぎる)

行く前に、裁判(東京地方裁判所)についてネットで調べてみる。
が、具体的な案件や開廷時間については、「裁判所に行ってみないと分からない」ことを知る(今さら…)
とりあえず、某研究会でご一緒している診断士兼弁護士さんから、心得として、
 ・初めて(しかも宿題で)行くなら、「新件」を選ぶ
 ・軽犯罪(薬物使用、窃盗など)が、裁判の流れとしては分かりやすい
 ・逆に民事は、流れが追えないので避けるべし
と教えてもらい(持つべきものはネットワーク、感謝!)いざ、裁判所へ!

…のはずが、私は仕事の都合で、第1回公判は傍聴できず。
長女が選んだのは、同じ高校生が被害に遭った強制わいせつ事件。
求刑は2年、しかし弁護側は執行猶予をつけてほしいと主張。長女から見て、被告人は十分に反省しているように見えたらしく、また証人として出廷した家族によるサポートが期待できたとのこと。開廷時間は1時間くらい。

10日ほど後に行われた判決は、幸い予定が合ったので、長女と一緒にお出かけ。
自分にとっては初・裁判所。
入口で手荷物検査を受け、開廷場所を確認し、法廷へ。意外に小さい、傍聴席は20弱か。部屋にもよるんだろうけれど。

開廷5分くらい前に、手錠をされた被告人が、警察官2名に付き添われ入廷。
裁判官が開廷宣言をし、傍聴席も含め全員が起立し一礼。
まずは裁判官が判決を言い渡し、その後理由を説明。
最後に、不服であれば控訴も可能であること、そして被害者はとても傷ついたであろうこと、もう二度とこのようなことをしないでほしいと諭していた。
…この間、5分。意外にあっけなかったが、まぁ判決はこんなものなのだろう。

閉廷後、入口の案内カウンターに立ち寄り、どんな裁判をやっているのかリストを覗いてみる。民事のリストに、2つくらい未払残業案件があったので傍聴したかったが、残念ながら時間が合わず。また機会があったら。

さて、裁判所を出たところで、一人の女性からビラをいただいた。
バイト先のポスティング会社で叱責を受け、入水自殺した19歳のご両親が起こした損害賠償請求の裁判の傍聴お願いのビラだった。
文字だけの情報では、「その若者が弱かったんでしょ?」となるかも知れない。しかし、その女性、そして後からいらした別の支援者さんと弁護士さんのお話から、それだけではない何かを感じた。
もちろん、「一方聞いて沙汰するな」であり、会社側の言い分も裁判で明らかになるのだろうが。
「客観的証拠に乏しく厳しい裁判」とのことだが、それをお引き受けした弁護士さんの心意気と、彼女と支援者さんのブラックバイトやパワハラに対する問題意識に、関心を持った。
物事は表面的に見てはダメだなぁ。この機会にウォッチしていきたい。
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by miki_renge | 2016-08-11 07:59 | 社会・経済一般