PTAで某部の部長を経験して

次女の小学校のPTAで、某部の部長をお引受けしたのが1年前。
やっと、やっと、任期を終えた(若干の引継事項を残して)

この部は長女のときから通算して3回目だったため、流れは分かっていたが、やはり部長ともなると、活動にある程度時間を割く必要があり、仕事とのやり繰り、そして睡眠時間の確保(苦笑)に苦労した。

特に苦労したのは以下の3つ。

【その1】
部員のモチベーションやスキルが分からないままに、役割分担をして、活動を開始しなければならなかったこと。「PTAをやるならこの部」と決めていた人もいれば、ジャンケンで負けて仕方なくクラスから選出された人もいる(ようだ)。また、後になって、数人の部員がとんでもなく高いスキルの持ち主だったことが判明したりもした。まさに、「それさぁ、早く言ってよぉ~」@松重豊さんという気持ちだ。
意欲や能力、制約条件が分からずに配置することは、企業社会ではあり得ない。まさに博打だ。それを言ったら、部員の皆さんも、「コイツに部長が務まるのか?」と思っていたかも知れないが。

【その2】
その1とも関係するが、部員同士の意見の調整、あるいは学校・PTA本部と部員との調整には苦労した。
基本的に部員は皆真面目で、「どうせやるなら頑張りたい」という完璧志向の人が多かった。それは好ましい反面、どこかでストップをかけないと、際限がなくなり、誰かが疲弊することになる。そのストップをかけるタイミングをどこに置くか、頭を悩ませた。
同様に、学校やPTA本部の意向にどこまで沿うか。いや、沿わざるを得ないのだが、それを部員に理解してもらうこと、どうしてもそれが無理だと思ったら学校と交渉…落としどころの判断も部長にしかできない仕事だった。

【その3】
「原則として部長が参加」となっている会議・研修の日程確保及びその資料作成時間確保。よく、「部長なら自分の裁量でスケジュールが組める」という話は聞くが、現実はそれほど甘くはなかった。結局はPTA本部や学校、さらにその上のPTA連合会の都合に合わせる必要がある。一部長の立場では無理。結果、だいぶ周囲に助けてもらった。

他にもいろいろ思うところはあり、Facebookには、ときに真夜中に泣き言をこぼしたが、終わってみると…
学校への理解も深まったし、仲間もできたし、いい経験だったよね!
というのが、今の本当に正直な気持ち…実に単細胞だけど(笑)

部員の皆さんの「なんだかんだ言って楽しかったよね」「働いている頃の気持ちを思い出したよ」の声、そして「部長、お疲れ様」と労ってくれたりして、もう今までの苦労はすべてチャラ!になってしまった。
部のみんな、めいっぱい愛してる(笑) 
「これが終わったら再就職活動する!」と宣言していた人も何人か。大丈夫、できるよ!

もっとも、ここで「楽しかったね!」で終わったら、いつまでたっても改善につながらないことも痛感している。
そこで、数日(数夜)かけて引継書を作った。業務の見える化、これ大事。定型化できるところはして、でも創意工夫の余地はしっかり残すと、無理なく楽しく活動できるんだろうなぁ。

もっとも、ここに書いたのは、私が所属していた部のことだけ。
PTA本部に近い立場で活動を俯瞰すると、別の改善点も見えてきたのだが、これについては機会があったら。
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# by miki_renge | 2017-04-30 23:39 | 家族・育児

J-Net21に掲載いただきました

早いもので、4月も半ば。
今年も、3月末日までは何が何だか分からないくらい忙しかったけれど、4月に入って、仕事面ではホッと一息。その代わり、PTA関係でやることが多々あるので、睡眠時間は増えていないのだけれど(笑)

さて、本日はちょっと宣伝。
「J-Net21」という、中小企業のためのポータルサイトがあるのだが、そのなかの「中小企業診断士の広場」というコーナーで、ご紹介いただいた。
具体的には、「書籍を執筆した中小企業診断士を取材する」という企画だったのだが、私のところには、平成25年に出版した『「コマギレ勤務」が社会を変える~多様な働き方を目指して』を読んでくださった新進気鋭の診断士、小寺暁子さんがいらしてくださった。
→【第1回】【第2回

ちなみに取材をお受けしたのは市ヶ谷だった…市ヶ谷と聞くとテンションが上がったのち、頭の中を「キラリト」が流れて、泣けてくるのですが…SHINING IN MY HEART~♪

もう4年前の話なんだな…と振り返りながら、その当時の問題意識や、その後の私自身の仕事の変化、そして労働環境・政策の変遷に思いをはせる。
当時は「こんな世の中になったらいいな」と思いながら執筆したけれど、問題意識を深堀りしたからこそ「これはまだまだ変わらないぞ…」と感じたり。
そして、それに対して、まだ自分には具体的な方策を提言できるだけの力がないことを思い知ったり。
そんな試行錯誤はまだまだ続きそうだけれど、今回取材をお受けして、本を出したときの新鮮な気持ちを思い出した。

もっとも、取材する側は何回か経験があっても、今回、取材をお受けするのは初めて。
小寺さんがいろいろ聞いてくださるのをいいことに、私は好きなことを好きなように話すだけだった(汗)
被取材者失格。
なのに、取材原稿をとても素敵にまとめてくださっているのには、感謝!と同時に、文章力・取材力を磨く努力を最近怠っていたことを反省。

なお、「J-Net21」は、他にも有用情報がてんこ盛り。「中小企業ビジネス支援サイト」となっているけれど、診断士の仕事のイメージも掴めると思う。私にとっては「虎の巻」です(笑)
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# by miki_renge | 2017-04-20 09:55 | 仕事場にて

プレミアムフライデー

本日は年度末にして、月末の金曜日。
そう、プレミアムフライデーである。
…どれくらいの人が早帰りできたのだろうか。いや、お花見や送別会を早くから始めている会社もあるかもしれないが。

残念ながら、私自身には全く関係ない。
毎週金曜日は、行政の相談窓口勤務である。月末だけ午後3時の枠は予約を入れないなんて、到底あり得ない。そもそも月末でなくても、週末の相談窓口は混んでいることが多い。その週の初めの方に不調に終わった案件が後ろに送られてくるのも原因の一つ。いや、ヒマよりはよほど歓迎すべきことであり、今日も窓口にいらした社長さんと、「プレミアムフライデーって、儲かりますかねー」なんて話をしていたが。

個人消費を喚起するためのプレミアムフライデー。しかし、巷ではその恩恵を受けられるのはきわめて限定的であるという見解がもっぱらだ。確かに、プレミアムフライデーのサイトを見ても、「ハードルは高いなぁ」と思う。
2月の第1回プレミアムフライデーの実態調査結果を見ても、早帰りできたのは17%。
ナビゲーターに就任した関ジャニ∞への風当たりが気になって仕方がない。

着想は悪くないと思う。トップもこれをきっかけに方針を発信しやすくなるかもしれないし、クライアントにも説明しやすい。
ただ、現状では広がりを持ちにくい気がする。「労働時間上限100時間未満」云々言っている時点で。
以前、「シューイチ」で、「渋谷のカズ」こと経済ジャーナリストの渋谷和宏さんが、「プレミアムフライデーの前にまずプレミアムサタデーを。中小企業は土曜日に働いている人も多い」と言っていたが、たぶん取り組みはそのレベルから。
そして次は、定時退社ができる日を設定する、すなわちノー残業デーの徹底といったところか。
サービス業や小売業など、プレミアムフライデーが「書き入れ時」になる業種は、振替を保証する雰囲気もほしい。

そんなことを考えながら、差し入れのケーキを美味しくいただいた、年度末の金曜だった。
…自分が消費拡大に貢献するなら、月末の金曜日だけ、ちょっと贅沢してコンビニのスイーツを買って帰ることかなぁ。
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# by miki_renge | 2017-03-31 23:59 | 商品・サービス

「嘘の戦争」

ものすごく久しぶりのブログ更新。
今も実はそんなに余裕のある状況ではないのだが、ちょっと発信。

昨冬の「スペシャリスト」以来、まともに連続ドラマなんて見ていなかったけれど、今回久々に「嘘の戦争」を観ていた。仕事が忙しくて、正確には後半だけ、だけど。

9歳のときに両親と弟を目の前で殺害された一ノ瀬浩一が、詐欺師となって、その犯罪に関わった人たちへ復讐していく物語。
重たいけれど、最後は救いのあるものだった。
これだけの復讐劇だから、最後は誰かが死んでもおかしくないと、お腹に力を入れて観た(このドラマ、「ながら見」は不可能)。実際、園長も、六車も、楓も、そして一ノ瀬自身も、「これまでか…」と思う場面があった。

そう、最終回は畳みかけるような嘘の連続。もはや、何を信じていいか分からない。
でも、時間が経つにつれ、いろんなピースが組み合わさってきた。三兄妹の会話や、ユージ・カズキ・ハルカの会話から…
会長はあの一ノ瀬への謝罪の後、しらばっくれていたけれど、逮捕された六車から真実が語られるだろう。

何にせよ、誰かが不相応に傷ついて再起不能になる、不条理な終わり方でなくて本当に良かった。
詐欺師・浩一にも良心があるのだな、と(特に前回、園長先生に復讐しなくてホッとした。中盤まで、園長=黒幕と思っていてすみません。)

「目には目を、嘘には嘘を」
「復讐なんて別の悲劇と憎しみを生むだけだ」
「人を憎み続けるのって疲れるんだよなー」
「嘘のない奴なんていない。嘘もつき続ければひとつくらいは本物になるかもな」
とときどき意味深なセリフを入れつつも、きれいにまとめない展開。
空港で「一区切りつけた」感を出した一方で、これからも嘘が続くことを明らかにして余韻を残した。
こんな骨太のドラマを観たら、これからますます、軽いドラマは観られなくなってしまうよ。
(と言いつつ、「マッサージ探偵ジョー」はたぶん観る)

そして最後に言う。草彅剛は天才だ。演技の振り幅が広すぎる。次回作が早く見たい。
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# by miki_renge | 2017-03-15 10:27 | ジャニーズ

ネットに振り回されない

新年一発目のブログで、「夜11時台には必ず布団に入る」を目標に掲げた今年。
…ええ、今夜も11時どころか、1時を過ぎても眠れる気配はありませんわよ。ムリムリカタツムリ~。
でも努力はしないといけないよねぇ。お肌に悪いし。

さて、仕事の息抜きに一言。
「ネットはアテにならない」というお話。今に始まったことではないが、つくづくそう思う。

たとえば、労働関係法規の解釈や各種保険の適用要件について、ネットで確認しようとすると、間違った情報がこれでもか、というほど出てくる。一体誰が書いているのだろう?

(最近遭遇した例)
「Q.時給社員ですが、給与を多くもらいたいです。でも難しい仕事はしたくありません。いい方法はありませんか」
「A.できるだけ早出をすること。タイムカードを押す時刻を早くすれば、給与は増えますよ」
…ウソです。労働時間は、使用者の指揮命令下に入ったときからカウントします。業務命令でもないのに早出しても、給与は払えません。

「Q.残業しないで早く帰りたいです」
「A.昼休みに働いて、仕事を早く終わらせましょう」
…ウソです。休憩時間はあくまで休憩。確かに「休憩はいらないから退社時刻をその分早くしたい」という声はありますが、現行法では認められていません。

「Q.育児休業給付金をもらった後、復帰せずに退職したら、給付金は返還ですか」
「A.そうです、不正受給になります。罰則もあります」
…ウソです。もちろん望ましいことではありませんが。

そういえば、長女の高校に関する口コミやQ&Aを見たことがある。
半分以上、嘘だった(爆)
退学者数とか、特進クラスのこととか。
「~と聞いています」「~らしいです」というのは、信じてはいけないね。関係者は書いていないだろう。

ネットは便利、環境さえ整えば、誰でも気軽に発信できるし、それを見ることができる。でも、それに振り回されないようにしないと、と思う。リテラシーを高めていかないと。

【お仕事の宣伝】
本年度お手伝いしている「横浜市中小企業女性活躍推進事業」、本年度事業の集大成である「成果発表会」が2月16日午後、開催されます。詳細はこちら
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# by miki_renge | 2017-01-30 01:17 | 情報・IT