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中小企業診断士・社会保険労務士。静岡出身、東京在住。社会人と高校生の娘あり。SMAPとKAT-TUNを応援中。


by miki_renge
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「運転者」

前回の投稿から2ヶ月空いてしまいました。この2ヶ月、なんやかんやと忙しく過ごしておりました。。。

12月にコロナに感染したことで、予定がズルズルと後ろ倒しになったのが想定外でした。
コロナはきつかったですね。咳をするとこめかみに響いて激痛でした。
でも、パソコンさえあれば、外出を要しない仕事ができてしまうのが、ありがたいようなつらいような…
とりあえず、本来は対面で行う大学の授業はZoomで実施しました。ゲスト講師と大学の事務局さんに助けてもらいました。

1月をどうにか乗り切り(いや、至らない部分も多々あった)、最終週の土曜、創業塾の講師業が終わった後に読もうと決めていたのが、喜多川泰さんの「運転者」
自分の不運を嘆いてばかりの男性のもとに現れた一台のタクシー。その運転者さんとの会話が中心に進んでいきます。
運転手でなく運転者なのは、「運を転ずる」節目に現れるから(なのか?)
運は良し悪しで考えるものではなく、貯めたり使ったりするもの。
運が悪いと思ってしまうのは、あまりにも短い期間で努力の結果が出ることを期待しすぎているから。
運は次の世代に引き継ぐこともできる。今使っている運も過去の世代が貯めてくれていたものかもしれない。
…と、「なるほど」と感じることが多々。
そして大事なのは、いつもご機嫌でいること。不機嫌だと運が逃げていく-SMAPの「オリジナルスマイル」にそんな歌詞があったことを思い出しました。

さて、以下ご案内を2つ。

●川崎市産業振興財団主催 経営課題解決セミナーの第6回「人が活きる組織をつくる」に登壇します。

●東京都港区で、中小企業ワーク・ライフ・バランス経営セミナーが開催されます。私もお手伝いしています。

# by miki_renge | 2023-01-30 19:08 | 仕事場にて
先週末、「中小企業診断士シンポジウム」なるイベントに参加してきました。
このシンポジウム、2014年の京都開催が始まりだったそうで、今回は8回目。
もともとは「若手診断士のイベント」として開催されていたようで、2001年登録という、見かけのキャリアだけは長い(しかも年齢もたぶん上の)私が参加して良いものやら…と迷っておりました。

が、最後に背中を押してくれたのは、出身地である静岡での開催だったこと。
他の地域だったら「まぁいいか」となったでしょうが、静岡を活動拠点とする診断士や、私と同じように出身が静岡である診断士がいるなら、参加しても話題に困ることはないだろう…と思い、開催3日前に「参加」ボタンを押しました。

実際に参加してみて…とても刺激的でした!

基調講演は、旧大井川町ご出身の「人を大切にする経営学会」会長 坂本光司先生。
企業は社会の公器であると、改めて確認する機会でした。ときどきこのようなお話をうかがって、自分の支援は小手先の改善提案ではないかを見直さないといけませんね。
休憩時間に、坂本先生の近著を2冊購入しました^^

その次は、静岡内外で活躍する診断士の事例発表。
「この地域では、こんな課題があって、そのためにこんな活動がなされているのか」という発見が多々。また、本来は知っておかなければならないことも、面識のない診断士から切り口を変えて説明されると、「おおっ」と驚いたりも。

最後は、交流会を1時間程度。参加者全員と名刺交換するには至らなかったけれど(会場には40人くらいいたのかな?)こういう機会がなければ巡り合わなかっであろう人たちとお話しできました。
全国にはすごい診断士がたくさんいるんですよね。実行委員さん、機会を作ってくれて本当にありがとう!

そして打って変わって翌日。厚労省の事業でご縁ができた女性社労士さんとランチデート、ではなく育児休業に関する勉強会。
彼女も芯の通ったすごい人…なんだけど、同年代ということもあり、共感できる悩みも多くあり。ご一緒できてありがたい。
そういえば、この事業に携わることになった7年前も、ドキドキしながら初回の研修に参加したことを思い出しました。

明日から師走。このポカポカした気持ちのまま、走り抜けられますよう。

【宣伝】
東京都港区で、「ワーク・ライフ・バランスシンポジウム」が開催されます。
12月13日(火)15:00~17:00@港区立産業振興センター。先進企業の事例が聴けますよ。
私は大学の授業と被っているので行けませんが…残念。

# by miki_renge | 2022-11-30 18:19 | 資格・勉強

続 創業相談のお仕事

3ヵ月ぶりの更新。季節が変わっていることに驚愕しています…

前回のブログを眺めたら、創業相談のことが書いてありましたね。
相談員、何とか続けております。

実は当初、このお仕事にお声がけいただいたときに、自分に何ができるんだろう?と考えました。
一応、診断士資格があるとはいえ、半分は社労士だから、診断士専業で経験を積んできた方に比べれば、足りていないところがたくさんあります(だからと言って、社労士業務にも長けているわけではないのですが…ダブルライセンス、中途半端ですね 汗)

ただ、まもなく半年が過ぎようとしている今、「創業期に人を雇うことのサポート」以外にも、社労士の知識が役に立つ場面がたくさんあることがわかりました。

たとえば、
・創業後の保険関係。個人事業だったら国保・国民年金が原則。配偶者を扶養に入れている場合はそちらの手続きも。一方、家族の扶養に入っていた人が創業する場合は? 60歳、65歳、70歳以上の場合は?
・独立のために退職した場合、雇用保険の基本手当は受給できるのか?
・会社退職時に、競業避止義務の誓約書へのサインは断っても良い?
・一社と業務委託契約を結んだので、個人事業主と認識しているけれど、雇用されているのと変わらないような気が…
・副業から創業する場合の留意点は?
…などなど、「あ、そこに繋がるんだ」と、見えてくるものがあります。普段の業務では、経営者さんや人事担当者さんと話すことが多いので、雇用される方の生の声を聴ける機会はありがたいです。

もっとも、この窓口では診断士として対応しているので、あまり込み入った個別具体的な話はできませんが、これは仕方ないですね。いろいろ細かい話をしたくなるのを我慢するのに必死です(苦笑)

その他、キャリアの棚卸や将来的な生活設計に関する話は、大学のキャリア形成の授業でも伝えていること。授業のコンテンツ作りで体系化した内容がここで生きるのね~と、今さらながらに思います…あ、来週から大学の授業も始まります。2年ぶりの対面授業、頑張らねば。

さて、創業相談以外にも、これまでと変わらず両立支援やワークライフバランスに関しても関わっております。
ということで、宣伝を一つ。

東京都港区で、中小企業ワーク・ライフ・バランス経営セミナーが開催されます。子連れ可能なコワーキングスペースを整備した企業様の事例が紹介されます。お申し込みはHPから。
・日時 令和4年10月17日(月曜)14:00~
・会場 港区立産業振興センター

# by miki_renge | 2022-09-16 10:51 | 仕事場にて
先日のブログにも書きましたが、創業相談のお仕事をしています。
今のところ相談件数はそう多くはないため、空いている時間に過去の相談記録を読んでいます。
拝見していると、創業相談というよりは、人生相談のような内容も多々あります。
特にこのコロナ禍では、そうなりますよね。

いかに自分の思い込みを捨て、ニュートラルに接するか。
一方で、「このまま進んだらちょっと不安」という案件については(初期費用がそれなりにかかるのに、自己資金がほとんどなくて、友人知人からお金をかき集める、とかね)、専門家の視点から助言することも必要。
創業は、そのままライフキャリアにもつながる話。総合力が試されますね。

それでも、熱い思いを持ってお手伝いします!
ということで、セミナーのご案内。
7月8日(金)に、「女性のための起業支援セミナー」に登壇いたします。
場所は目黒区中小企業センター、詳細はこちらから。

もう一つ。
私が理事をしている一般社団法人日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構で、7月から8月にかけて、ダイバーシティ・コンサルタント養成講座がオンラインで開催されます。
私も3日ほど、事務局として講座運営に関わります。
多様な人材がそれぞれの持てる能力を発揮するための条件は何か―一緒に考えられたら嬉しいです。

# by miki_renge | 2022-06-09 18:27 | 仕事場にて

新年度のお仕事その2

前回の記事に引き続き、新年度のお仕事その2。
本年度も、厚生労働省委託事業「中小企業育児・介護休業等推進支援事業」の両立支援プランナーとして活動することになりました。
ありがたいことに、本年度で8年目になります。

改正育児・介護休業法の施行に向けて(一部は4月から施行されていますが)、正しい知識を仕入れ、併せて制度整備に留まらない、魂のこもった運用に向け、支援できたらいいなぁと思っています。
特に男性育休の取得促進。これまで、「女性の育休取得率は高いのに、男性の実績は無し」という企業様を少なからず拝見してきましたが、女性活躍を本気で推進するなら、ここが変わらないといけないはずなんですよね。

そして、それはきっと1社が取り組むだけじゃ変わらない。だって社内結婚だけじゃないもの。
「女性が多い企業は夫の企業にフリーライドされている」という自覚は、もうちょっと持っていいと思っています。

一方、介護も少子高齢化が進む中で大きな課題。介護と仕事をどう両立するか、明快な答えは出せなくても、その方向性を探るお手伝いができれば嬉しいです。

というわけで、無料支援のお申し込みはこちらから。

# by miki_renge | 2022-05-14 16:14 | 仕事場にて