アイドルグループ、華は大事
2020年 10月 11日
秋になり、春先とは違った仕事の入り方となったことから、インプットをしなければならないのに、昨日は娘たちと一緒にNEWSのライブDVD「NEVERLAND」と「EPCOTIA」と観てしまった。
NEWSのライブDVDをしっかり観たのは初めてで、You&Jでありながら、KAT-TUNとも関ジャニ∞とも異なる世界観があることにジャニーズの奥深さを改めて感じたのだった(しかしメンバーもファンも、かなり重い。すごい団結力。笑)
と同時に、手越脱退後のNEWSはどうなるんだろうとイメージがつかないでいる(You&Jのなかでは一番遠い存在だったため…とはいえジャニーズ全般からすればよく知っている方のグループだが)
もともとジャニーズのグループというのは、メンバー編成が絶妙なバランスで成り立っている。
これは20年くらい前の雑誌の受け売りで、過去の拙ブログにも書いたかもしれないが、メンバーは、たとえば「仕切れる人」「華のあるスター」「知的雰囲気」「正統派イケメン」「職人」「末っ子甘えん坊」といった、それぞれの特性を生かせるような形で選ばれている(この枠に、SMAP6人を当てはめるのは容易だろう)
この点はジャニーさんの慧眼というしかない。そしてそれぞれのキャラの強弱が、グループそのもののキャラに影響を与えている。
You&Jの3グループは、当時としては人数が多かったため、「キャラ被り」も多少はあったし、なかなか前に出てこないメンバーもいたが、個人の成長により、年を経るに従ってこのバランスがより良くなってきたと感じていた。
そして、このバランスを崩すのが脱退である。
ファンが悲しむ以上に、メンバーはそのバランスを立て直すのに相当のパワーを使っているはず、と思う。
それでもKAT-TUNは、亀ちゃんというエース(華)が残り、赤西くんのフォローは不可能ではない。そして聖くんのオラオラ枠は、うーたん(上田くん)に引き継がれている。田口くんの圧倒的なダンスは…あのレベルは諦めざるを得ないだろうけど。
たぶん一番初期の雰囲気を変えずにいるのはYou&JのなかでKAT-TUNだし、それは亀ちゃんがいるから、だと思う。
一方で大きな方向転換をしているのは、関ジャニ∞。わずかな間にメインボーカル2名が脱退し、少なくとも歌の面ではその穴は埋めようがない。幸いトークはできるし、今は、歌は職人・安田が引っ張っていっているけれど、すばるの色が濃すぎるんだよな、歌に関してはそういうグループだったんだよな。
そしてNEWS。4人になったとき「”山Pと愉快な仲間たち”のうち、愉快な仲間たちだけ残った」「イチゴのないショートケーキ」と言われたのも、そこから各々が自身のキャラを磨き上げてきたのも有名な話。特に手越は「華のあるスター」として、ポジションが人を作った好例と思う。
彼が抜けたことで、恐らく歌は職人・まっすーがカバーだろうという部分までは想像できるが、あとは…コヤシゲが「キャスター(every.を降板してもバラダンで復活しておる)」「小説家」として異彩を放つ一方で、絶対的な華というと…
もし今、山Pがいるグループだったらどうなってた?メンバーの個人仕事の広げ方も、マスコミからの注目度合いも、だいぶ違っていただろう。
それにしても、3グループともすごいメンバーが揃っていたものだと、今振り返って思う。またどこかでご一緒してくれませんかね、退所したら共演NGなんてナンセンスでしょ。まずは、タメ旅の行先に裏カツンがいるところから。関ジャムにすばりょが呼ばれるところから。NEWSの誰かのドラマの主題歌を手越が歌い、コヤシゲの買った山で手越がキャンプするところから。コロナで疲弊したエンタメ界の起爆剤になること間違いないよ!
以上、手越脱退で「あの歌声が聴けなくなるなんて…」と未だ悲嘆にくれるNEWS担に対する独り言。またこの先考え方が変わるかもしれないが、現時点での個人の思いということでご了承願いたい。
「田口くんやめるのやめよう」運動をしていた5年前、今となっては…
by miki_renge
| 2020-10-11 10:40
| ジャニーズ