執筆は生みの苦しみ
2021年 03月 28日
年度末。お引き受けした支援の報告書や各種規定、執筆など、この数週間は書く仕事がひたすら多い。
私は実は、ものすごく遅筆である。
士業仲間からは「よく執筆しているね」と言われるが、実はそれなりに苦労している。
とはいえ、書くことは嫌いではないし、「これは発信しておきたい」と思うものが多々あるので、お引き受けするのだけど。
執筆の際は、
まずテーマとゴールを決めて、
構成・展開を考えて、
あとはそれを文章化していくだけなのだが、
この「文章化」が、まさに生みの苦しみとなる。
普通に文章にしていくだけなら、どうということはない。
だから、たとえば専門家派遣の報告書なら、支援した事実をそのまま言葉にするだけなので、たいして時間はかからない。
逆に時間がかかるのは、先方に提出する報告書(提案書)や、法制度の解説といったものである。
なぜなら、いかようにも解釈されることを防がなければならないから。
いったん書き上げても、見直していくと、「この表現はこう受け止められるかもしれない」と、あれこれ考えて変えてみる。
一か所変えると、ドミノ倒しのように、ほかの部分も変えることになる。
その過程で、こんな日本語あるかな?とか、これは口語体では?とか、いろいろ調べることに…かくしてこの繰り返しで、時間がいくらあっても足りない、となる。
うむ、いかんな。
でも、そうやってうんうん唸りながら書いたテーマは、やはり自分の財産になる。
というわけで、日曜日の昼下がりも、一人パソコンに向かうのであった…
以上、休憩終了。
by miki_renge
| 2021-03-28 15:20
| 仕事場にて