クラウドサービス勉強中
2021年 05月 28日
例年、5月は比較的スケジュールに余裕があるので(昨年度はコロナのせいで大変だったけど)あれやこれやと仕入れしている。
本年のテーマは、クラウドサービス。今さらではあるが、社員情報管理システム、勤怠管理・ウェブ給与明細システム、規程管理システム、インターネットファクスなどの情報収集をし、あるものはお試しさせてもらっている。
トライアルで感じたのは、特に勤怠管理システムは、原理原則を理解していないとどう対応していいか戸惑う場面が少なくない、ということだ。
法定休日と法定外休日の違い、振替休日と代休の違い、などがいい例だろう。
また、これは実際に複数のお客様からも聞かれたことだが、出勤時の打刻。交通渋滞やラッシュを避けて、始業時刻より相当前に会社に到着し、打刻することは珍しくない。しかし打刻から始業時刻まで、その人は仕事をしているとは限らない(指揮命令下に入っていなければ、する必要もない。)労働時間の定義が曖昧だと、自動集計の結果、予想外の時間外労働が生じることもあるだろう。
確かにこれらは便利なシステムだけど、お客様には勤怠管理や給与計算のルールをセットでお伝えしておかないと、かえって混乱させてしまうと思った。
社労士業は(診断士業も、だけど)勉強すべきことが本当にたくさんある。
そして自身の業務効率化のために、規程管理システムは前向きに検討中。デモンストレーションを受けてみたけれど、これがあるとラクになるだろうな、と思った。こういうサービスもこれからどんどん出てくるんだろうな。
さて、仕事の宣伝。
本年度も、「中小企業のための育児・介護支援プラン 導入支援事業」に携わる機会を得ました。平成27年度からだから、もう7年目。そのうち昨年度までの4年間は中央プランナーとして本部事務局勤務が多かったのだけど、どうしても現場支援に戻りたくて(&自分の業務の都合から)本年度は心機一転、プランナーとして各地の支援にまわる所存。楽しみ!!
育児・介護と仕事の両立支援について課題を抱えている企業様、ぜひ支援のお申し込みを。
by miki_renge
| 2021-05-28 15:10
| 情報・IT