研修の目的

先日、元職場に顔を出してきた。私が在職中、大変お世話になった方が地方から上京しているので、お声をかけていただいた。ありがたいことだ。
その方は社員教育のプロ。人材育成担当部署にいたときにご縁ができた。

私が診断士として、社員教育等にも関わっていることを伝えると、その方は「最近の社員教育ってどんどんずれてきているような気がするんだけど・・・」と話し始めた。
曰く、「専門的知識や、テクニカルな教育が重視され、基本的な教育がおろそかになっている」とのこと。その企業は何をするために存在し、自分はそれにどう貢献できるのか、あるいはもっと広く、自分は何のために働くのか、そういうことをじっくり考えさせる機会が少なくなっているのではないか、とおっしゃっていた。

正直言ってドキッとした。私が今主にやっているのは、それこそ「上手にコミュニケーションを取る」「組織を活性化する」ためのコツのようなもの、テクニックを伝えるのに必死になりすぎて、「何のためのものか」という部分が薄くなっていないか、ふと振り返ってしまう。

確かに、昨今の企業の不祥事だって、若年者の離職率の高さだって、「理念・価値教育」をおそろかにしてきた結果と言えなくもない。これらがベースになければ、どんな専門教育を施しても効果が出ないだろうに・・・
OJTで「背中を見せながら仕込む」という方法もあるだろうが、それだけでも難しいだろう。OJTももちろん大事だが、職場をちょっと離れて、冷静に自分を見つめなおす時間も必要だ。

これから研修に関わる機会があるのなら、心しておこうと思った。
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by miki_renge | 2007-06-15 13:07 | 仕事場にて

高校生と小学生の娘を育てながら働く主婦。中小企業診断士・社会保険労務士。静岡出身、東京在住。SMAPとKAT-TUNを応援中。


by miki_renge

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