「働きウーマン」

遅ればせながら、「東洋経済」2/4発売号を読んだ。
特集は「働きウーマン 世界は女性を中心に回りはじめた!」
東洋経済がこの手の特集を組んだことに、まず驚き。

内容は、今活躍している女性の紹介だったり、それをサポートする企業の制度だったり、女性が働きやすい企業のランキングだったり。
「女性取締役が多い企業は少ない企業に比べて収益力が4割高い」という調査結果や、「取締役会は一方の性が40%を下回ってはいけない」とするノルウェーの会社法などは非常に興味深い。「女性一人を経営会議に突っこんでも効果はほとんどない」というコメントに納得。

「女性が働きやすい企業ランキング」は、やはり有名企業が多くランクイン。ベビーシッター代補助や事業内保育所設置など、やはりそれなりの体力のある企業でなければできないな、と思ってしまうところもあった(日々、「育休なんてとんでもない!」という中小企業の話を聞いていると特に・・・)。

あぁ、これが格差なのね、と思ったところで、特集の最後は「広がる働く女性の格差」。
月に4つの仕事を掛け持ちし、ようやく20万円を手に入れるシングルマザー、正社員として勤務した会社の給与の遅配に耐えかね、今は「キャリアアップなんて考えられない、とにかく途切れずに働き、収入を確保することだけ考えている」と語る派遣社員の女性。
もちろん、これらのいわゆる「ワーキングプア」に関する問題は女性に限ったことではないのだろうが・・・彼女達だって立派な「働きウーマン」だよ、それをもうちょっと認められるような仕組みができればいいのに、と思ってしまった。

おまけ。この東洋経済と並行して「会社を襲う!バリキャリ(働きマン)シンドローム―女性管理・監督職を救え! 」という本を読んだ。過労やストレスから体調を崩す女性が増えていることを、実例をもとに指摘している。「私がやらなければ」と立ち上がった女性は、ときには自分自身を追い詰め、結果的に多くのものを失っている、と。あとがきには「働きマンが理想であるかの風潮があるが、その陰に隠れている暗部も見ていくことが必要」と記されている。

いくら「バリキャリ」と言ったって、かつて「企業戦士」と呼ばれた男性と同じような働き方でようやく手に入れた地位だとしたら、カッコよくない(もちろん、東洋経済の特集で紹介された方を指しているわけではないですよ、念のため)。男性だから、女性だから・・・ではなくて、皆が誇りを持って、豊かな気持ちで仕事に臨めれば、本当の意味で明るい社会になるよね。
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by miki_renge | 2008-02-14 12:52 | 女性と仕事

高校生と小学生の娘を育てながら働く主婦。中小企業診断士・社会保険労務士。静岡出身、東京在住。SMAPとKAT-TUNを応援中。


by miki_renge

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