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中小企業診断士・社会保険労務士。静岡出身、東京在住。社会人と高校生の娘あり。SMAPとKAT-TUNを応援中。


by miki_renge
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娘のママ友達で、出産前、印刷会社の営業をやっていた人がいる。
彼女は謙遜するが、以前はかなりやり手のキャリアウーマンだったようだ。

「印刷会社の営業って、そこにあるものを売り込むわけじゃないから、相手も大変だけど、私も大変だったよ」と彼女は言った。
なるほど、メーカーの営業と違って、「既製品」を売り込むわけではない。
過去に似たようなものを作成した場合、それを見本としてつけることはできるものの、それはあくまでイメージでしかない。
だから結局、「できあがりそうなもの」のイメージに大差なければ、担当者の熱意や人間的魅力、相性で選ぶことになる、らしい。

本人は、「それが分かってから、営業の力点の置き方が変わってきた」と言う。
今そこにないものを売り込むというのは、結局、自分自身を売り込むことになるのだろう。
だから、契約が取れたときや、相手が完成品に満足してくれたときは、飛び上がるほど嬉しかったと言っていた。

・・・何だか、コンサルと一緒だね。
# by miki_renge | 2004-10-25 23:11 | 商品・サービス

新潟の地震

怖かったですね、昨日の地震。東京も結構揺れました。

実は、高校時代の部活仲間の1人が新潟にいる。新潟が震源だと聞いて、まず彼のことが心配になった。
皆、同じことを考えたらしく、まず仲間の1人が携帯メールで彼の無事を確認し、その後、部活仲間で利用しているメーリングリストにその情報が流された。昨夜は何通か、無事を喜ぶメールが飛び交った。
今朝、当の本人から「落ち着いてきたみたい」というメールが流され、一安心。

メールがない時代じゃ、こうはいかなかっただろう。IT化の流れに感謝。
そして、何より、一日も早い復旧を祈ります。
# by miki_renge | 2004-10-24 10:09 | 情報・IT

やる気は有限

「もしもウサギにコーチがいたら」という本を読んだ。
なぜウサギなのか? 
それはイソップ童話の「ウサギとカメ」のお話から展開される話が多いからである。
筆者は、「もし自分がウサギのコーチだったら絶対に勝たせたい、それ以前にカメをからかうようなことはさせない」と書いている。

そのまんま、コーチングの極意をまとめた本であり、自分もコーチを受けているような気持ちになるのだが、心が疲れたときに読むと、結構元気付けられるかも知れない。

一番ツボにはまったのは、コーチされる側の「やる気」の使い方。
人間がやる気を出すことはとても大事だが、やる気は実は無限ではない。
「燃え尽き症候群」という言葉があるように、やる気を延々と出していたら疲れてしまう。
だから、どのくらいの時間、どの程度の量のやる気が必要とされるか、あらかじめ予測が
必要なのだ。
やる気を何に向けて使うかはっきりさせる過程がコーチングとなる、と筆者は記しているが、
確かに納得。やる気もある意味、経営資源と同じ。上手に分配していくべきものなのだ。
# by miki_renge | 2004-10-10 07:59 | 資格・勉強
昨日の「ぴったんこカンカン」(TBS系夜7時)は、香取慎吾ちゃんと三谷幸喜さんの「ハットリくんの宣伝のはずなのになぜか新撰組ツアー」な番組でした。

タクシーに乗りながら、慎吾ちゃんが昔の思い出話を。
「ずっと前、タクシーの運転手さんに言われたんですよ、“僕のことを覚えていてね、そして慎吾君、稲穂になりなさい”って」

そう、「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」
偉くなればなるほど、謙虚であれ。
「僕、この言葉、一生忘れませんよ」と慎吾ちゃん。
そんな慎吾ちゃんだからいいのよね♪

昨日の「ぷっすまスペシャル」はまだビデオの中。今夜ゆっくり見ようっと。
# by miki_renge | 2004-09-01 12:21 | ジャニーズ

みのもんたとコーチング

今日、明日と中小企業診断士の1次試験ですね。
受験生の皆様、頑張って下さい。
ということで、何の役にも立たない(←断言)コーチングのお話を。

司会者として活躍中のみのもんたさん、彼は自分でどこまで心得ているのか分からないけれど、それなりのコーチングスキルがあると思う。
例えば、お昼の「思いッきりテレビ」の電話のコーナー(今はともかく、専業主婦時代は毎日見ていた。以前の印象と違ったらごめんなさい)。

まずは、相談者の話をよく聴く。
「そうですかぁ、つらかったですねぇ」
「今までよく耐えて頑張りましたねぇ」
短い時間で最低限の情報(相談者の人間関係、どこをどう悩んでいるか)をインプットしつつ、同調、共感の姿勢は忘れない。
相談者はこれで少しずつ心を開く。

次に具体的な相談。
しかし、みのさんは実際、「相談」には乗っていないような気がする。
「以前はどうしていたんですか?」
「それに対して、あなたはどう思われますか?」
「そのことで、あなたが学んだ教訓ってありますか?」
と、できるだけ多方面から考えさせる質問を投げかけ、相談者の問題意識を鮮明にしている。相談者に自ら考えさせているのだ。

この過程で考えるべき焦点が絞られる。同時に、解決すべき手段も少しずつ見えてくる。具体的にどうやったらいいのか、そのために必要な条件は・・・などという話が出てくる。
ここは、みのさんというより、後ろの4人のゲストが、いろんなアイディアを出している。

これらがまとまった時点で、だいたい時間が来る。
最後は、相手の出した結論を尊重しつつ、その気にさせて締めくくる。
何となく気持ちがラクになったところで、
「頑張って下さいよ!あなた、あと30年は生きるんだからね!」
なんて尻を叩かれたら、本当に30年は生きられそうな気がしてしまうのではないだろうか。

人間が、誰かに何かを相談するときは、「どうしていいか全く分からない」というより、「こうしたいんだけど自信がない」から、ちょっと他人に背中を押して欲しい、ということが多いのではないだろうか。
コーチングは、「こうしなさい」というのではない。答えは実は本人の中にあり、コーチは本人の中にある「答え」を引き出す援助者なのだ。

みのさんはこの点、うまくコミュニケーションをとりながら相手の可能性を引き出そうとしているように感じる。
好き嫌いはあるかも知れないが、やっぱり売れるのには理由があるんだろうなぁ、なんて思う。

別に私はみのさんのファンってわけじゃないけどね♪
# by miki_renge | 2004-08-07 12:36 | 社会・経済一般